アメリカで生活していて暖かくなってくる季節、やつらが家の中にやってきます。
そう、蟻(アリ)です。
アメリカ駐在一年目のとき、キッチンや棚の中にアリが大量発生し、棚の中のすべてのものを取り出して洗って、慌てながらアリを退治した嫌な思い出があります。
アメリカの住宅は隙間が多いので、アリなどの小さな虫が入ってきやすいんですね。
おすすめのアリの駆除(予防)方法は次の3つです。
- 3か月に1回、アリ駆除液を家の周りにまく
- 『TERRO』のベイトで巣ごと退治
- 家をきれいにしておく
紹介する対策を実施している結果、我が家ではもう3年以上アリが家の中に大量発生することはなくなりました。
小さな子供がいるとどうしてもご飯を床にこぼすので、ノーガードだとアリがやってきてしまいます。
アリが家に入ってこないよう予防しておくことは快適なアメリカ生活にもつながりますので、参考にしてみてください。
目次
3か月に1回、アリ駆除液を家の周りにまくだけで効果あり
アメリカにはペストコントロールという家の中に虫が侵入するのを防いでくれるサービスもありますが、我が家はペストコントロール無しでも3年以上はアリに悩んでいません。
理由は、3か月に1回、アリ駆除液を家の周りにグルっとまいているからだと思います。
我が家で使っているのはアリ以外の虫にも効果のある駆除液をスプレーでまけるタイプで、ホームデポなどにも売っています。
アメリカに30年住んでいる人もこの方法をおすすめしていました。
家のまわりをじっくりとチェックし、アリが入ってくる経路を見つけたら、かならずそこへ液をまいておきましょう。
駆除液を家の外にまくだけなので小さな子供がいても安心でおすすめです。
しかし、家によっては木や茂みなどが邪魔してアリ侵入経路に駆除液をまけないこともあります。
アメリカの『アリの巣コロリ』こと『TERRO』のベイトで巣ごと退治
自分でできる範囲でアリ駆除液を家のまわりにまいても、ヤツらの侵入経路を完全に潰せないなら家に入ってきてしまう可能性があります。
入ってきてしまう場合は、アリの巣ごと駆除できる『TERRO』のベイトを使いましょう。
『TERRO』は『アリの巣コロリ』のアメリカ版で、効果は絶大です。
使い方はアリが通る場所に封を空けて置いておくだけです。
1、2日で大量のアリが集まってきて、見ると『うぇっ…。』ってなります。
しばらく放置しておき、アリたちにこの毒エサを巣に持って帰ってもらい、巣内のアリたちも駆除されます。
説明書には2~4週間継続することが書かれていますので、そのあいだに中身の液体がなくなったら新しいものと交換します。新しいものを開封してから最初の2、3日が一番アリたちがよってきます。
ベイトの周りにはポツポツとその場で力尽きたアリの死骸もあって気持ち悪い…。
これを3か月に1回くらいの頻度で行うのが推奨されています。
小さな子供がいると触ってしまうリスクもあるので置く場所には注意する必要があります。
アウトドア用もありますので、家の外だけで完結できないか試したい方はアウトドア用を検討してみてください。
家をきれいに掃除しておくことも立派なアリ駆除
子供が小さいうちは食べ物を床にこぼしてしまいますが、なるべく掃除しておくことでアリが来る確率を減らせます。
また、食べ残しは放置せずにラップして冷蔵庫にしまうなども忘れないように。
アリ対策をしていても、たまにバスルームなどに1、2匹いることもあります。
アリが家の中をうろうろしているとき、仲間にもエサのありかを知らせる匂いをつけているそうです。
このため、バスルームやリビング(コンセント裏などが多い)でアリがいたら、この匂いを消すためにウェットティッシュやアルコールなどで拭き取るといいです。
アメリカのアリ駆除(予防)方法まとめ
アメリカでのおすすめのアリ駆除方法は、3か月に1回、アリ駆除液を家の周りにまくことです。
それでも家に入ってくるなら『TERRO』の液体ベイトで巣ごと殲滅しましょう。
家の中をきれいにしておくことも立派なアリ駆除方法の一つです。
我が家はアリ駆除液を3か月に1回まくだけで、3年以上は家にアリが入ってこなくなりました。
アリに悩まない快適なアメリカ生活をすごすために、この3つを試してみてください。
こういった生活系のトラブルはアメリカでは日常茶飯事です。
オーナーさんや業者との英語での会話は必須ですので、駐妻さんも英語の勉強はしておいたほうがいざというとき安心です。