【アメリカ駐在終了】日本へ本帰国のための準備・やることリスト

飛行機からの景色

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アメリカ駐在が終わり日本へ帰国するときの準備ややることを紹介します。

本帰国はかなり忙しいと聞くけど、なにをやったらいいの!?

帰国前はそう思うことでしょう。

僕は日本へ本帰国するとき、抜けがないようにやることをリスト管理していました。本記事はブログ用にまとめ直したもので、近々帰国する方は参考にしてみてください。

会社やご家族の状況などによって変わるため、本記事はあくまで参考として活用してもらえるとありがたいです。

駐在であればご勤務先から帰国のガイダンスをもらえるはずですからね。

また、帰国の準備でかなり忙しいとは思いますが、アメリカでやりたいことを今やっておかないと帰国したあとに後悔するかもしれません。

お引越しなど必要なことをやり切るのはもちろんですが、やりたいことをなるべく実行し「思い出もたくさんできた!」って気持ちで帰国してください。

そのために必要な情報をまとめましたので参考にしていただけると嬉しいです。

重要!アメリカでやりたいことを実行する

ハリウッドスタジオのサンセット・ブールバード

本帰国を命じられたことで、ついにアメリカ生活が終わる実感を感じているかもしれませんね。

お引越しや日本の生活立ち上げなどの帰国に必要なことはもうやるしかありません。

しかし、まだアメリカでやりたいけどやってなかったことはないでしょうか?

もしかしたらそれは駐在中の今しかできないかもしれません。

我が家は本帰国の連絡を受けてから、忙しくても悔いがないように遊びまくりました。

結局、「娯楽、旅行」カテゴリーの出費が年間13258ドルかかってしまいました。

>>アメリカ・カリフォルニア在住家族の生活費_2022年

そのおかげで忙しすぎる怒涛の日々を送りましたが、日本に帰った今、やっておいてよかったなぁと心から思います。

辞令から本帰国までは短いかもしれませんが、日本帰国後に後悔しないように、やりたいことを棚卸しして、それを一つでも多く実行することをおすすめします。

>>アメリカでしかできないこと〜アメリカでやり残したことはない?〜

本帰国前の準備(アメリカの家の退去日までにやること)

本帰国を命じられてから引越しまでにやることを紹介します。

まず、帰国日を決めましょう。

家族全員のパスポートが帰国日までに切れないか確認しておいてください。

本帰国の移動手段と臨時滞在先の準備

引越しと本帰国が同じ日だと忙しすぎるので、アメリカの家を退去してからホテルに滞在する前提としました。

  • 本帰国のフライト予約
  • アメリカの家を退去してから本帰国まで一時的に滞在するホテル予約
  • 一時滞在ホテルから最寄り空港へのタクシー予約

タクシーは帰国当日の手荷物や段ボールが入る大きさの車種を手配してください。

ホテルはExpedia、Hotels.com、Booing.comなどで自分で最後に泊まりたいホテルを探してみてください。

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アメリカの家の引越し準備

引越しが一番大変ですのでがんばりましょう。

  • 大家さんへ退去日を連絡
  • 最寄りの日本大使館へ帰国届の提出

引っ越し業者との手続き

  • 引越し業者へ必要書類を提出(引越し依頼書、パスポートコピー、ビザコピー、1年以上前の日本出国スタンプページなど)
  • 荷物の量の下見
  • 段ボールなどの資材受け取り

下見では各お部屋の荷物を日本へ持って行くか処分するか担当者に伝えていきます。コロナもあって僕はスマホのFaceTimeで下見しました。

引っ越し準備

  • 売れる物・家具を売る
  • 不要品の処分
  • ざっくりと荷物を梱包し、手荷物か航空便か船便で仕分けしておく
  • 退去日に合わせて電気、ガス、水道、ゴミ回収、インターネット、ケーブルテレビ、サブスクなど解約の手続き
  • USPS郵便物の転送手続き
  • 引越し一日目(引越しを事前と本番で二日に分ける場合)
  • お土産の購入

アメリカではゴミの分別が適当なので、捨てられるものは今のうちに処分してしまうことをおすすめします。

帰国前は毎週ゴミの回収ボックスが満杯になることでしょう。(写真は少ないですが…)

ゴミ回収ボックス

家の前でガレージセールか、”Free”と書いた紙を貼って置いておくと勝手に持っていってくれます。(やってみたらラグマットごと持っていってくれました。)

あとは近所のお友達にゆずったり。

僕が住んでた家はもともと家電がなかったので、入居時に買った冷蔵庫、洗濯機、乾燥機は大家さんに売ることができました。

ベッドやソファなど大きくて処分が大変なものは引越し業者が引き取ってくれます。

また、どれを手荷物、航空便、船便にするかは悩むところです。船便は日本に着くまで3ヶ月とか(時期による)かかるのですぐに使うものはいれないようご注意ください。

個人的には使ってない食器は処分するのをおすすめします。

というのも、我が家は食器はあまり処分せずにほとんど船便で送りました。

段ボールに詰められてはるばるアメリカからわたってきた食器はそのまま使うのは汚いので、日本の冬の寒い中すべての大量の食器を数時間かけて手洗いしました。

アメリカの住宅のように食洗器はありません。

他の荷物の仕分けがあるのに、食器だけにもかなり時間を取られたのはなかなか大変でしたね。

で、、結局、普段よく使う食器はホント一部なので…。

アメリカからのお土産

ちなみに僕はお土産は自分用に歯磨き粉、グミのサプリメント、ターゲットのミックスナッツなどを買いました。

妻はトレジョのエコバッグやお菓子などを大量に買ってました。

子供には英語の本など。

医薬品やお酒などお土産によっては制限がある場合もあるので、引越し業者に確認しましょう。

日本のお友達や家族にはお菓子が定番ですね。

日本の賃貸の事前準備

  • 住みたい地域の賃貸情報(家賃、広さ、部屋数、立地など)をネットで事前調査
  • 日本の不動産エージェントに内見日のアポイントメント
  • 日本到着してから住む家が決まるまでのホテル予約

日本の持ち家や実家など泊まる場所がなければ、新居が決まるまではホテルに滞在します。

日本帰国したときは美味しい食事と温泉にいつも感動するので、本帰国のときは贅沢に温泉付きで朝食が美味しいホテルを予約してみてはいかがでしょうか。

アメリカ生活がんばったご褒美をご自分にあげてください!

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子供の学校関係の手続き

  • 子供の保育園・学校の退学
  • 子供の学校の在籍証明書・成績証明書はとっておく
  • 子供の習い事を退会
  • 日本の引越し先の保育園・学校を調べて入学手続き

アメリカ家族間の付き合い・お友達関係でやること

  • 奥様・子供のお友達家族へThank you Cardとプレゼントを準備
  • 奥様・子供のお友達家族とお別れ会やお食事

現地で仲良くしてくれたお友達や家族にはプレゼントを準備し、袋の中にそれぞれメッセージを書いたThank you Cardをいれました。

お別れのプレゼント

駐在員本人の会社手続き・お別れの挨拶

  • 日本の勤務先に必要情報を提出(帰国日、便名、日本勤務地の最初の出社日、連絡の取れる電話番号など)
  • お客さんへ帰任することを連絡
  • 後任者の赴任直後の生活・仕事環境の手配(後述します)
  • 後任者へ業務引継ぎとお客さんに紹介
  • 現地スタッフのメンバーにプレゼントとお別れメール(勤務最終日)
  • パソコンと従業員バッジなどを赴任先へ返却

ちなみに後任者はアメリカに来たばかりで生活や仕事がままならない状況ですので、僕の会社では次のように後任者サポートをしてあげてます。

  • 後任者のアメリカの家が決まるまで滞在するホテル予約
  • 後任者の赴任当日の空港からホテルへのタクシー予約
  • 後任者が車を購入するまでのレンタカー予約
  • 後任者の従業員バッジ、パソコン、スマホなど仕事道具の事前手配
  • 後任者の生活立ち上げもヘルプ(レンタカーのPick upや食料買い出し手伝いなど)

自動車の処分

  • 自動車を売却
  • 自動車売却から本帰国日までの期間のレンタカー予約(必要な場合)
  • 自動車保険の解約
  • ロードサービス解約(自動解約のケースあり)
  • DMVオンラインで住所変更

自動車はなるべく高く売るために2社以上で相見積もりをとってください。相見積もりを取らなかったら、僕の場合1台で5000ドルくらい損していました。

家具などの細々したものを売るより、車を高く売ることに時間をかけた方がタイパがいいです。

>>アメリカで車を売る時に絶対にやってはいけないこと〜知らないと5千ドル損する〜

アメリカの家の退去日にやること

アメリカの家の退去日にやることです。

思い出の家ともこの日でサヨナラですので、当日はちょっと寂しいかもしれません。

  • 引越し二日目(本番)
  • 引っ越し後の家の大掃除
  • インターネットのルーター返却
  • オーナーさんへ家の鍵を返却

引越しは業者さんが梱包や運び出しなど手際よくやってくれます。

断捨離と荷物の仕分けがしっかりできていればあとは気楽なもんでした。

あとで大家さんから入居のときに払ったセキュリティデポジットから退去費用が引かれて返金がありますので、チェックの送り先はオーナーさんにしっかり伝えてください。

このあとは帰国日まで滞在するホテルへ移動します。

ちなみに忘れがちなのが日本到着直後のインターネット環境です。

日本でのスマホ通信の契約がまだだと、空港など公共Wifiがあるところでしか知人やホテルなどへ連絡できません。

WiFiレンタルどっとこむは空港カウンターでも受け取れてすぐに使えるので、本帰国から通信キャリア契約するまでの間

、Wifiルーターのレンタルを検討してみてください。

WiFiレンタルどっとこむをチェックしてみる

日本へ本帰国する当日にやること

続いて、日本へ本帰国する当日にやることです。

当日は予約したタクシーでホテルから空港へ向かいます。荷物が多いので腰を痛めたりしないように注意してください。

空港で荷物を預けてチェックインしたら開放感がありましたね。

  • 奥様のアメリカの携帯通信の解約

帰任フライト内と到着空港でやること

日本へ荷物を発送していますので、日本の空港で別送申告書の提出が必要になります。詳細は引越し業者に聞いてください。

  • 飛行機内で別送申告書2枚を記入
  • 日本の入国審査でパスポートに日本入国スタンプを押してもらう
  • 税関で別送申告書2枚に税関スタンプ押してもらう
  • 税関スタンプ付の別送申告書1枚を空港の受付(羽田はJAL ABCカウンター)へ提出
  • 手荷物の段ボールを日本の新居か一時滞在ホテルへ宅急便

日本に到着したときはかなりお疲れかもしれませんが、ここまでくると精神的にホッとします。

日本へ本帰国した直後

日常生活

日本へ帰国した直後にやることです。

アメリカにいるうちからインターネット、知り合いの協力、一時帰国などで済ませられるものはやってしまいましょう。

また、会社によっては日本の生活立ち上げのための休暇をとれるかもしれませんので利用しましょう。

日本の新居の生活立ち上げ

  • 日本の賃貸の内見と契約
  • 電気・ガス・水道・インターネット・スマホ通信(夫婦分)の契約
  • 家具・家電・寝具を購入と受け取り
  • 渡米前に預けたトランクルーム荷物の受け取り
  • 最低限の日用品を購入

アメリカから送った船便は2週間、船便は3か月くらいで日本に届きますので受け取りましょう。

海外からの本帰国あるあるとして、日本は家が狭いので荷物が入りきらなくて結局いろいろ捨てることになります。

日本の住所関係の手続き

  • 区役所で住民票転入手続き
  • 運転免許証の住所変更
  • マイナンバーカード申請と受取り

会社の手続き

会社によりますが、勤務先での手続きもいくつかあります。(確定申告は必須)

  • 本帰国後に勤務先へ必要な情報を提出(新住所やマイナンバーコピーなど)
  • 海外駐在員保険の解約
  • アメリカの確定申告(帰国翌年の年初)

また、本帰国のときにかかった旅費は忘れず精算しましょう。(アメリカの家退去後のホテル、本帰国日の空港までのタクシー、本帰国のフライト、到着空港から日本の家への宅配便代、日本の新居が見つかるまで一時的に滞在するホテル)

健康診断受診

  • 人間ドック受診
  • 領収書を勤務先に提出して費用の精算(交通費も)
  • 必要なら子供も学校入学用に健康診断

その他・アメリカ生活の清算

  • アメリカの家の家賃セキュリティデポジットの返金受け取り
  • アメリカの自動車保険解約の返金分のチェック受け取り
  • アメリカの銀行の住所変更手続き(維持する場合)
  • アメリカの証券口座の住所変更手続き(維持する場合)
  • アメリカのクレジットカード住所変更か解約

>>【アメリカ証券口座を帰国後も維持】帰国時の手続き(SCHWAB)と取り崩し方法

アメリカ駐在が終わり本帰国の準備・やることリストまとめ

本帰国前の準備はやることが多すぎて怒涛の日々が続きますが、体調に気をつけて計画を持って準備を進めてください。

また、帰国前にアメリカでやりたいことがあったらそれは駐在中の今しかできないかもしれません。

忙しいとは思いますが、優先順位が高いものはやっておくことをおすすめします。

忙しくてもやりたいことをたくさん実行するとかなりの達成感があるので、残りのアメリカ生活を悔いのないように過ごしてください。

アメリカでしかできないこともまとめてますので、参考にしてもらえると僕の駐在の5年間の経験もあなたの役に立つと思えて嬉しい限りです。

>>アメリカでしかできないこと〜アメリカでやり残したことはない?〜

ちなみに、駐在を終えて車を売却したり家賃のセキュリティデポジットが返ってきたりしますので、ドルの現金が増えます。

しかし、アメリカにそのまま数万ドル置いておいてもあまり使い道がありませんので、そのお金は日本の生活で有効活用したいところです。

日本で新しく家具・家電を揃えて100万円以上は飛んだと思いますので。

円安の今なら、その残ったドルを円転して日本へ送金すると円をたくさんもらえてお得です。

Wiseという安い手数料で海外送金できるサービスを使えば、銀行よりもかなりの手数料を節約できます。

Wiseの紹介リンクから申し込むと初回の送金手数料が約600ドル(約90,000円)までなら無料になりますので、ぜひご活用ください。

Wiseの詳細レビュー記事も以下に置いておきます。

>>【紹介コードあり】海外送金・Wise(旧トランスファーワイズ)の評判/口コミは?

Wiseで送金 【紹介コードあり】海外送金・Wise(旧トランスファーワイズ)の評判/口コミは?

アメリカ駐在、本当にお疲れ様でした!!

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