
アメリカでしかできないことってなんだろう?
こんな疑問に、アメリカに4年半暮らしている僕が実体験をふくめて紹介していきます。
駐在でも留学でも旅行でもせっかくアメリカに来たのだから、日本ではできない体験をたくさん楽しみたいですよね?
今は在米でもいつかは日本へ帰るなら、これから紹介することを体験しまくっておいた方が、日本へ帰ったあとの後悔は減るでしょう。
また、日本からの旅行者でも体験できるようなアメリカの景色や体験もまとめました。
アメリカでしかできない体験を見過ごさないために参考にしてほしいです。
目次
アメリカでしかできないこと : 在米者編
駐在や留学で実際にアメリカに住んでいる人にしかできないことを5つ紹介します。
日本からの旅行者との違いは『現地で生活や仕事をしているからこそ体験できること』です。

アメリカで生活/仕事していると、嫌でも現地の人たちとコミュニケーションが必要になります。
もちろん英会話ができるようになりますが、得られるのは英語力だけではありません。
アメリカでは様々な人種や文化の人々が暮らしていますし、日本よりも進んでいる分野(投資、技術、歯のケアなど)も多く、色々な考え方や新しい情報に出会えるチャンスです。
ここで得られる気づきから新しい趣味なども見つかります。
僕はアメリカに住んでから投資を始めましたが、ここでのコミュニケーションがなければ投資をやってなかったかもしれません。
また、現地で暮らす人たちはカタカナ英語や日本の英語教育事情もまったく知らないので、前提知識が違うだけにコミュニケーションの難易度も上がりますし、英語が早すぎてビビります。

なんでこれで通じないんだ…。そもそもこの人は何を言ってたんだ…。
って悩むのは日常茶飯事でしんどいですが、これもアメリカでしか体験できません(笑)。
>>【アメリカ生活あるある17選】在米日本人が共感するアメリカの試練
めげずに続けていけば英会話力が上がるし、仲良くなり友達や恋人を作れる人もいます。
アメリカの季節のイベントを味わうのも醍醐味です。
独立記念日

地域によっては盛大なパレードが行われ、夜は花火が上がります。
ハロウィン

近所の家やモールがデコレーションされ、夜は子供が仮装して『トリックオアトリート!』しにいきます。

サンクスギビング

祖父母の家族もふくめてみんなで集まり、のんびりとターキー(七面鳥)を食べます。
この時期は多くの人たちの移動で空港周辺は大混雑しますので、旅行する場合は余裕を持って行動しましょう。
クリスマス

クリスマスも家族で集まって食事しますが、サンクスギビングよりは規模が小さい印象です。
日本の部屋には入らないような大きなクリスマスツリーを飾ったり、アメリカの広い家を活かしたデコレーションができます。

バーベキューもアメリカらしいですよね。
日本だと河原や専用のバーベキュー場でしかできませんが、アメリカでは家の庭でも気軽にできて生活にかなり身近です。
日本は洗濯物を外に干すので、庭でバーベキューなどしたらご近所トラブルになってしまうでしょうね。
キャンプ用のバーベキューグリルであれば持ち運びができるので、公園やビーチでも気軽に友達とバーベキューできます。
アパートのコミュニティープールにも立派なバーベキューグリルが併設されているので、空いていれば自由に使って構いません。
僕もコロナ前はよく会社の人や他の駐在家族とバーベキューを楽しめました。
お肉も美味しく焼けて楽しいので、ぜひ試してみてください。

アメリカでは家族同士の付き合いも多く、ホームパーティがときどき開催されています。
派手なパーティを想像するかもしれませんが、数家族で集まって楽しくディナーをするタイプもあります。
駐在員であれば会社の上司宅でホームパーティの経験があるかもしれません。
僕はお客さんとゴルフをやったときにディナーのお誘いを受けて、これまでに2回参加させてもらいました。
緊張しながら家にお邪魔すると、他にも5家族くらい来ていて完全アウェイ…。英語も早すぎるし、アウェイ感が半端なかったのを覚えています。
参加中はしんどかったですが、終わったあとの達成感はかなりありました。
現地の人たちと時間を共有できたし、いい人達だったので、彼らとたくさん話せたのは貴重な体験でした。
ホームパーティは英語に慣れてないときに誘われるとためらってしまうと思いますが、勇気を出してパーティーに参加するのは貴重な経験になるはずです。

アメリカと日本では働き方がけっこう違います。
マジで残業しなかったり、会議が短かったり、レストランで会議をやったりと、日本ではできないアメリカの働き方を体験できます。

アメリカでしかできないこと : 旅行者編
日本からの旅行者でもできるアメリカの体験を4つ紹介します。これらはもちろん在米者でもできます。

アメリカでは4大スポーツやいろんなスポーツのメジャータイトルの大会があるので、世界のトッププロ選手たちがツアーで集結します。
野球、バスケット、テニス、ゴルフなど、日本だとテレビでしか見れない試合や選手たちを生で観戦できます。
日本でもプロスポーツリーグはあるので、日本の試合を見に行くこともできますし、素人が見れば日本のプロ選手の技術も十分すごいですよね。
でも、なんといってもアメリカのプロスポーツの会場での迫力や、休憩時間のアメリカならではの演出が派手で、試合開始前の国歌斉唱では感動して鳥肌が立ったことを覚えています。
アメリカ人観客の声援が熱いので、席がコートから遠くても会場の雰囲気を味わうだけでも十分に楽しめるでしょう。
もちろんパフォーマンスも世界のトップクラスです。
いろんな有名選手も生で見れ、ロサンゼルスであればエンゼルスの大谷選手も。


NBAも迫力満点です。

テニスの錦織選手も見れました。

セリーナ・ウィリアムズは強かったです。


また、NASCARというカーレース観戦も大迫力でかなり楽しいです。

アメリカと言ったら国立公園だと思います。
他にも長距離ドライブ旅行、ディズニーリゾート、美しい夕日鑑賞などもアメリカらしいですね。
個人的に旅行先としておすすめの都市はカリフォルニア州・サンディエゴで、とくに子連れ家族にはぜひいってみてほしいところです。

ナイアガラの滝も絶景スポットとして有名で、お近くのカナダ・トロントも一度は訪れてみたい人気の街です。

国立公園

国立公園のダイナミックな景色はアメリカならではです。
ヨセミテ、ブライスキャニオン、イエローストーンなど、アメリカには63箇所の国立公園があり、どれも特徴のある絶景です。
僕が一番感動したのはグランドキャニオンでした。

マイナーですが、ジョシュアツリー、デスバレー、セコイアも日本では見れない景色が広がっていましたよ。



世界中からも大人気のヨセミテ国立公園も美しい壮大な景色です。

長距離ドライブ旅行

なにもない広大な大地をドライブするのはアメリカらしいですよね。
好きな音楽をかけながら優雅にのんびりとドライブするのは自分に酔うかもしません。
トイレ休憩場所の下調べもお忘れなく。
本場のディズニーリゾート

カリフォルニアとフロリダにディズニーリゾートがあります。
エンターテインメントの本場アメリカのディズニーを楽しむのは、一生の思い出になるはずです。




ビーチで夕日鑑賞(西海岸)

いつも天気がいい西海岸ではビーチできれいな夕日をみられる確率が高いので、西海岸に旅行したら夕日も見てみてください。
南カリフォルニアだと『Huntington beach』や『Balboa Peninsula』の夕日がすごく美しかったです。


アメリカのハンバーガーはとにかく美味しいのでぜひ食べてほしい。
つぎの特徴があります。
- 香ばしく焼いた肉汁たっぷりボリューム満点の肉
- 美味しいパン
- 新鮮なトマトやレタス
- ハンバーガーによく合う絶妙なソース
- 多彩なトッピングなど
サイドメニューといったらフレンチフライ(フライドポテト)を想像するかもしれませんが、オニオンリングも衣サクサクでランチソースとの相性抜群で美味しいんです。(写真はHabit Burger Grilllのオニオンリング)


街に射撃場があり一般人にも開放されているところは、さすがは銃社会のアメリカです。
アメリカでしかできないことまとめ
アメリカでしかできないことを9つ紹介しました。
- 色んな国の人たちとのコミュニケーション
- アメリカの文化を味わう
- バーベキュー
- ホームパーティー
- 仕事
- トッププロスポーツ観戦
- アメリカ旅行
- 本場のハンバーガー
- 射撃
日本ではできない体験がアメリカにはたくさんありますので、一つでも多くのことを経験したいですよね。
また、駐在や留学でアメリカで暮らす予定があるなら、日本とは違う年間イベント、文化や規制などもたくさんありますのでぜひ知っておきましょう。以下の記事でアメリカ生活がどんな感じかイメージもつかめるはずです。
