アメリカ・ジョシュアツリー国立公園の見どころ~砂漠で踊る植物たち~

夕日とジョシュアツリー

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アメリカ・カリフォルニア州南東部にあるジョシュアツリー国立公園を紹介します。

国立公園はそれぞれに個性がありますが、ジョシュアツリー国立公園は『過酷な砂漠で生き抜く不思議な植物・ジョシュアツリー』が特徴です。

僕はこれまで10箇所以上のアメリカの国立公園に行きましたが、ここジョシュアツリーには2回訪れたことがあり、2022年4月に子連れでも公園内を回りました。

ちょっと暑いですが、観光スポットがコンパクトに密集しているので、子連れの日帰りでも回りやすい国立公園だと思います。

ジョシュアツリー国立公園の見どころや準備すべきものなどをまとめました。

ここでしか見れない植物や別の惑星にいるような景色に圧倒されるはずですので、ぜひご旅行の参考にしてみてください。

>>アメリカでしかできないこと~アメリカでやり残したことはない?~

ジョシュアツリー国立公園の基本情報

ジョシュアツリー国立公園エントランス
国立公園名称Joshua Tree National Park
ホームページhttps://www.nps.gov/jotr/index.htm
ジョシュアツリービジターセンター所在地6554 Park Boulevard, Joshua Tree, CA 92252
(営業時間 7:30AM~5:00PM)
電話番号760-367-5500
入場料車一台30ドル
(チケット購入日から7日間有効)

公園内を適当にドライブしていても探索スポットが見つけやすく、回りやすい国立公園だったと思います。

そこまで広くないので、日帰りでもあるていどのスポットを回れるはずです。

ジョシュアツリー国立公園へのアクセス

ロサンゼルスからは車でI-10で東に2~3時間ほど。

旅行ならロサンゼルス国際空港付近でレンタカーして、優雅にドライブで行くのも楽しいでしょう。

ちかくには砂漠のオアシスことパームスプリングスという街もありますので、一緒に観光する人が多いようです。

また、テニスの国際試合BNP Paribas Openの行われるインディアンウェルズもあるので、意外といろいろと観光できる場所になります。

>>BNPパリバ・オープンの楽しみ方~カリフォルニアでプロテニス観戦~

ジョシュアツリー国立公園の見どころ

それでは、ジョシュアツリー国立公園の見どころ3つとそれぞれの探索スポットを紹介していきます。

見どころ1 : 地球ではないような不思議な景色が広がる

ジョシュアツリー国立公園では、まるで地球ではない惑星に来たような不思議な景色が広がっています。

その景色を作っているのは、ここでしか見れない次の3つの存在が大きいと感じます。

  • 地平線が見えるほどの壮大な砂漠の大地
  • 所々に生えている奇妙な形のジョシュアツリー
  • ゴロゴロと転がる独特な形をした岩

まずはこの独特な景色に圧倒される体験をしましょう。

キーズビュー(Keys View)

高台からジョシュアツリー国立公園の景色を一望できる絶景スポットがあります。静かな高台からたたずむ体験を楽しんで下さい。

ベイカーダム(Baker Dam)

ベイカーダム

10分ほどのトレイルでベイカーダムへ行けます。

見どころのひとつなのですが、僕が行ったときは水がなくて『ふーん…。』って感じでした。笑

岩には水の跡が残っていますので、時期によっては水があってきれいなのかもしれません。

見どころ2 : 砂漠限定の独特な姿をした植物たち

野生のサボテンはもちろん、日本ではあまり見ることのできない砂漠の植物たちを見ることもできます。

砂漠の花

不思議な形の植物・ジョシュアツリーもたくさん見れます。

ジョシュアツリーとは

ジョシュアツリー国立公園

グニャグニャと奇妙な形をした砂漠の植物です。

過酷な砂漠の中で生き残るこの不思議な木にどこか力強さも感じました。

最初見たときは『なんだこの木!?』って思うはず。

このまるで踊っているかのような植物はドラクエの植物系モンスターとしてでてきそうで『ふしぎなおどりでMP下げられそう…』とか考えてました。

木の先にはタワシのようなトゲトゲとした葉が生えていて、これで攻撃されるとHPが削られそう(痛そう)です。

エンカウントしたらメラミで倒せるはず。

夕日とジョシュアツリーの組み合せもとてもきれいで、このようなおしゃれな写真が撮れます。

夕日とジョシュアツリー

ヒドゥンバレー(Hidden Valley)

ヒデゥンバレーは岩でゴツゴツした道のトレイルコースで、少し進むと平地にジョシュアツリーがたくさん生えています。

ジョシュアツリーと特徴的な岩場の景色を一度に見たければここでのトレイルにチャレンジしてみましょう。

途中で岩場に登って高いところから景色をみて楽しんでる人たちもいました。

ここでの夕日とジョシュアツリーの組み合わせもきれいでした。

チョーヤカクタス園(Cholla Cactus Garden)

チョーヤカクタス園

これまた特徴的な形をした白いサボテンが一面に広がる庭園です。

奥にはアメリカの国立公園らしいなにもない景色も広がっています。

南エントランス側にあるので各スポットからは30分ほどかかりますが、時間に余裕があれば訪れてみてください。

見どころ3 : 積み上げられた不思議で巨大な岩たち

不思議な形をした巨大な岩たちを見るのも楽しみの一つです。

一億年前頃に冷えて固まったマグマが地下水の浸食により形作られたとされています。長年かけて自然の力で作られた光景は神秘的でいつも圧倒されますね。

スカルロック(Skull Rock)

スカルロック

ドクロの形をした岩です。

長年の浸食によって出来たくぼみがほんとうの頭蓋骨みたいになってます。

キャップロック(Cap Rock)

キャップロック

帽子のような形をした岩です。

キャップロックのまわりをクルッと一周する超簡単なトレイルコースもあります。

キャップロックの周りの平地にジョシュアツリーもたくさん生えていますので、このようなジョシュアツリーと岩場を組み合せたいい写真が撮れます。

ジョシュアツリー国立公園3

アーチロック(Arch Rock)

アーチロック

アーチ状になった岩・アーチロックがあります。

アーチの下で写真を撮るのがいいですが、たどり着くのに岩を登らなければいけませんので小さな子供と登る場合は十分注意しましょう。

ユタ州のアーチーズ国立公園にあるアーチと比べると見劣りしますが、岩が見事なアーチ状になっているとおもしろい景色ですね。

観光の注意点と準備すべきもの

気候は乾燥していて、日差しもかなり強いです。

冬以外は暑くて熱中症のリスクがあるので、つぎの準備をしていきましょう。

  • (最低一人1ガロン/一日、ハイキングするなら一人2ガロン/一日が推奨)
  • 日差し対策 (サングラス、日焼け止め、帽子)
  • 履き慣れたスニーカー
  • 汚いトイレで用を足す覚悟(トイレは汚かったので…)

特にキャンプ場のトイレはとにかく汚くて、2年近くたった今でも妻は「ジョシュアツリーのトイレは汚かった…。」と話題にあがるほどです。(運が悪かっただけなのかもしれませんが。)

また、公園内にはガソリンスタンドがないので、入る前に給油しておくのをおすすめします。

レストランもありませんので、必要であれば軽食も調達しておきましょう。

特にお水は十分な量を準備してください。

あと、ジョシュアツリーの葉っぱや木は意外に硬くて尖っているので、特に子供が不用意に触らないように注意してください。

僕はポーズをとろうと手を挙げたときに手を切ってしまいましたので。

ジョシュアツリー国立公園の見どころまとめ

ジョシュアツリー国立公園では、日本やアメリカ市街地では見ることができないつぎの景色を楽しめます。

  • 別の惑星に来たような不思議な景色
  • 砂漠で力強く生き残っている独特な植物たち・ジョシュアツリー
  • 自然の力を感じる奇妙な形の巨大岩

ヒドゥンバレー、キーズビュー、スカルロックの3つだけでも見て頂ければと思います。

暑くて乾燥しているので、十分な水と日差し対策は必須です。

熱中症に気を付けて観光しましょう。

ジョシュアツリー国立公園を観光する際は、砂漠のオアシスとして有名なパームスプリングも一緒に回ることが多いようです。

パームスプリングスは動物園、巨大トラム、日本人にはうれしい温泉などがありますので、パームスプリングスを拠点に周辺を観光してみてもいいかもしれません。

ジョシュアツリー国立公園から北に3~4時間行くとデスバレー国立公園もあります。

デスバレーではまた違った壮大な景色を見れますので行ってみてください。

メスキートフラットサンドデューン アメリカ・デスバレー国立公園のおすすめ観光スポットと回り方

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