アメリカでは肉や炭水化物中心の食生活になりがちで、便秘に悩むことが多いと思います。
僕も便秘に悩んだことがありますが、これから紹介する2つの朝習慣を3年以上毎日やっていて、今はもう便秘には悩んでいません。
むしろ、旅行などでこの習慣が崩れるとまたすぐ便秘になってしまいますので、習慣作りが重要だと考えています。
快便だと気分もスッキリして一日が心地よく過ごせるので、アメリカで便秘に悩んでいるならぜひ試してみてください。
目次
アメリカでの便秘解消法2つ
おすすめの便秘解消法として、つぎの2つ紹介します。
- 朝15~30分の散歩
- ヨーグルトとフルーツを食べる
もちろん効果には個人差もあります。
僕は便秘対策としてマッサージなどいろいろ試しましたが、効果的なものとして残ったのはこの2つだけになりました。
ちなみに、つぎのような基礎的な生活習慣を維持していることが前提です。
- バランスの良い食事
- 十分な睡眠
- 適度な運動
これら3つが体調を整える土台になります。
いろいろ健康についての本を読みましたが、どの本にも大体この3つは書かれています。
そもそもこれらが乱れている場合は、まずはこの3つの習慣を作りましょう。
便秘を解消するためには、腸の活動を活発にする必要があります。
腸の活動を活発するには、『自律神経を整える』必要があります。
自律神経とは、人が意識せずとも体内で働いているつぎのような活動を維持する神経です。
- 血液循環
- 内蔵の動き
- 食べ物の消化
- 腸の活動など
なので、自律神経の状態があらゆる身体のコンディションに影響します。
ちなみに自律神経とはつぎの2つで成り立っています。
- 交感神経(日中の活発な状態で優位な神経)
- 副交感神経(夜のリラックスしている状態で優位な神経)
これらの神経が必要に応じて切り替わり、それぞれがちゃんと働いている状態が、自律神経を整えるのに大切です。
では、この自律神経を整えるにはどうすればいいのでしょうか?
いろいろと方法がありますが、朝散歩が効果的なんです。
朝、太陽の光を浴びながら、リズムよく15~30分散歩する。
これだけでも、セロトニン(幸せホルモン)が活性化され、体内時計もリセットされ、『寝起き後の副交感神経優位』から『活動モードの交感神経優位』へ切り替えられて自律神経が整ってくれます。
メンタル疾患のある患者さんでも、この朝散歩をとりいれたところ、症状が改善した効果もあるそうです。
よい習慣を持っていることは、精神的なストレスからくる自律神経の乱れにも対処しやすいと思っています。
ぜひ朝の散歩を試してみましょう。
つづいて、なぜヨーグルトとフルーツをとることがいいのか?ついて説明します。
発酵食品やヨーグルトには乳酸菌がはいっていて、腸にいいとされています。
しかし、効果を増やすには『乳酸菌のエサ』も同時にとった方がいいことを知ってましたか?
腸内でさらに乳酸菌を殖やすためには、その『乳酸菌のエサ』が必要です。
そのエサとは、水溶性食物繊維です。(オリゴ糖も)
水溶性食物繊維を多くふくむ食べ物はつぎのとおりです。
- 海藻
- こんにゃく
- フルーツ
- 大麦
- オーツ麦など
アメリカではフルーツが入手しやすいので、この中だとフルーツが簡単だと思っています。
なので、朝ヨーグルト食べるときに、フルーツも多めにとることをおすすめします。
ちなみに僕の毎朝の朝食はこれです。(ヨーグルト、バナナ、みかん、イチゴ、ブルーベリー)
あまり食べすぎると仕事の集中力を落とすので、朝はフルーツ中心の食生活にしています。
おすすめヨーグルト『ACTIVIA FIBER』
ヨーグルトとフルーツを同時にとるのが腸にいいことはわかったけど、それでもフルーツが不足しがちな場合はどうすればいいの?
ActiviaのFiber入りのヨーグルトがおすすめです。
というかこの記事を書いたのは、最近このヨーグルト食べてさらに快便になったので紹介したかったからです。
アメリカではActiviaはわりとポピュラーなヨーグルトです。
通常のActiviaとの違いは、このFiber版だと小麦フレーク、オーク麦などの食物繊維が中にふくまれてることです。
ガイドとしては『一日に2回、2週間食べ続ける』といいらしいですが、僕は朝の一回だけで、3日後くらいから効果がありました。
味はイチゴとパイナップルです。
食べた感想として、味は普通のActiviaと同じで美味しく、なかに食物繊維のシリアルが入ってるのでつぶつぶとした食感があります。
値段は通常のActiviaヨーグルトと同じでした。
TargetやWalmartに売ってますが、在庫がないときも多いです。
食物繊維が不足しがちな場合は、この『Activia Fiber』を試してみてください。
便秘がどうにもならなければ便秘薬『MiraLAX』
良い習慣が作れているのに便秘が治らない場合、便秘薬を検討するのもアイデアです。
アメリカでは『MiraLAX』がメジャーな便秘薬で、ドラッグストアなどにも売ってます。
僕は紹介した2つの朝習慣で便秘解消されましたが、妻と息子はこの便秘薬のお世話になっていました。
とくに息子が3歳のときはか便秘がひどく、トイレトレーニングはとっても苦労しました。
便が数日腸内にとどまると水分がなくなりどんどん硬くなっていってしまいます。そのカッチカチに硬くなったのを出そうとすると、おしりが痛くてトラウマになってしまいました。
3歳の子が毎回泣き叫びながらがんばって出そうとしているのは見ていて本当にかわいそうでした…。
我が家の対策として、この『MiraLAX』を少し飲むことにしました。
これで便を柔らかくしてあげることで排便時の痛みが減り、トイレの恐怖を少しずつ消していき、トイレができるようになっていきました。
飲み方は食べ物や飲み物に適量(最初は少なめ)を入れるだけです。
習慣として、フルーツとヨーグルトを毎朝食べることはできますが、朝忙しいのに散歩するのは難しいはずです。
もし、便秘に悩まれていたら『MiraLAX』を試してみてください。
アメリカでの便秘解消法のまとめ
アメリカ生活で便秘に悩んでいるなら、つぎの2つを試してみてください。
- 朝15~30分の散歩
- ヨーグルトとフルーツを食べる(おすすめヨーグルトは『Activia Fiber』)
やっていることは『朝散歩で自律神経を整え、乳酸菌のエサとして食物繊維も同時にとる』ことです。
どうしても治らなければ便秘薬『MiraLAX』を試してみてください。
少しでも便秘の解消に役立つと幸いです。
精神科医が教えるストレスフリー超大全 樺沢紫苑著 ダイヤモンド社
慣れないアメリカ生活で体調を崩すことも…。
現地の病院でお医者さんとの英語での会話することもあるでしょう。駐妻さんも英語の勉強はしておいたほうがいざというとき安心です。