お金持ちになりたいですよね?
僕もすっごくお金持ちになりたいです。(笑)
じつはアメリカや日本などの豊かな先進国に生まれた時点で、だれでも億万長者になるチャンスはあります。
日本では一人の平均的な生涯収入は3~4億円なので、夫婦共働きなら合計約6億円とすると、10%を貯金してそれを投資で年利3%で35年間運用すれば、退職時の資産は1億円を超えます。
でも、みんながお金持ちになれるわけではありません。
この本に出てくるような自力でお金持ちになった人たちの考え方や特徴を真似し、コツコツと行動した人がお金持ちになれます。
まずは、本当のお金持ちについて知り、少しづつお金持ちの考えに近づけ、自分の行動も変えていきましょう。
本当のお金持ちって一体どんな人たちなの?
その考え方を学べる本『1億円貯める方法をお金持ち1371に聞きました』を要約しました。
この本の調査はアメリカのお金持ちが対象ですがどこの国でも役立つ考え方なので、大事だと思ったところをまとめました。
5分で読めますので、チェックしてみてください。
目次
一般的なお金持ちのイメージと本当のお金持ちの実態が違う
まず、『一般的なお金持ちのイメージ』と『本当のお金持ち』とのギャップを埋めてみましょう。
お金持ちと聞くと次の生活を想像するのではないでしょうか?
- 高級百貨店で買い物
- 豪邸に住む
- 休みは海外でゴルフ三昧
- 高学歴で親が金持ち
テレビで見るようなぶっ飛んだ華やかな生活しているセレブを想像すると思います。でも、実際はどうなんでしょう。
意外にも、本当のお金持ちは次の特徴を持つようです。
- 格安店でクーポン
- 中古物件に住む
- 休みは子供のスポーツ観戦
- 成績は普通で自力で成功した
…地味ですね。
一般的な億万長者のイメージとは掛け離れています。
本当のお金持ちって具体的にはどんな人?
本当のお金持ちは意外に質素・倹約で『えっ?あの人が!?』って人がじつは1億円持ってたりするようです。
はたしてどんな人たちなのでしょうか?
どんな職業なの?
やっぱり学生時代は頭が良くてエリートだったんでしょ?
こんな疑問に答えてくれるところを要約しました。
お金持ちたちはどんな職業について億万長者になったのでしょうか?
この本ででてきたのは次の職業の人たち。
- 医者
- 弁護士
- 自営業者
- 会社経営
- 教師
- エンジニアなど
学生時代は優秀で高学歴な人はそのまま医者や弁護士などの高給職についています。収入が多ければ、お金持ちになりやすいのはイメージしやすいと思います。
しかし、一方で高収入とは言えない職業に就いていても億万長者になっている人たちもいます。
学生時代に勉強で勝てなかった人たちも、それぞれ次の方法で資産1億円を達成しています。
- 人が気付かないようなニッチな市場で起業して成功
- 倹約と投資をしながら長期的に100万ドル(約一億円)達成
学生時代は先生たちから厳しい評価をされ『あなたの学力だと将来は厳しい』と言われても、ひたむきに努力を続けてきた人たちです。
競合が少ないニッチな市場でビジネスをする勇気も持ち、自分の仕事に情熱を持って働いています。
そして頭の良さではなく、正直で周りの人たちと上手くやっていくスキルの方が重要と考えられています。
決して高給とはいえないスクールバスの運転手が2人の娘を私大に通わせた超倹約で勤勉な投資家の話や、時間はかかったけど教師として夫婦共働きでゆっくり億万長者達成した話もあり、資産を作るのは収入の多さだけではないと実感できます。
億万長者になるためには、頭が良く高給職に就くのは必須でなく、リスクに挑戦する勇気や長期的に続ける粘り強さだとわかりますね。
続いて、本当のお金持ちの買い物や休日の過ごし方はどうなんでしょう?
家は住むだけでなく投資も考慮
家はただ住むだけでなく『投資の意図』も含めて買います。
つまり、リセールバリューの高い家を購入しています。
自分の欲求を叶えるためにお金をかけてこだわりの注文住宅を建てても、売るときにはリセールバリューが大きく下がるからでしょう(奇抜な設計の家は欲しがる人が少ないから)。
このため、お金持ちは中古の伝統的、保守的、一般的な間取りの家を買う傾向にあります。
そして、ローンの重さを決して甘くみません。
良い物件を見つけるために、相場を調べ価格交渉もかならず行い、条件が悪ければ席を立つスタンスで家の購入に臨むようで、交渉への綿密な準備をすることがわかりますね。
また、子供のためにも周囲の公立学校のレベルが高く、お金のかかる私立に通わせずに育てることなども考慮して判断しています。
買い物はクーポンを使う
スーパーではクーポンを使って少しでも安く買い物をします。
靴や家具は古くなったら新しいものを買わずに修理して使っているようです。
新しいものを探す時間がかかってしまうことが理由です。
休日はそこまでお金がかからない過ごし方をする
続いて、休日の過ごし方は次のとおり。
- 子供や孫のスポーツ観戦
- 友人との食事
- 美術館
- 投資計画を練るなど
休日も意外とお金がかからない過ごし方をしていますね。
確かに、家族とのんびり過ごす、子供の成長を見守るなど、自分が本当に幸せに感じることは意外とお金がかからないことを知っているのですね。
旅行は楽しむだけではなく投資やビジネスも考慮する
旅行はただ楽しむだけではなく、次の目的をふくめています。
- 自己投資
- ビジネス
- 投資
旅行先での新たな経験が自己投資になり、旅行先で新しいビジネスのアイデアを探したり、現地でアンティーク品を見つけて高く売ったりと投資までも考慮しています。
旅行で得た新しい経験や機会を自分のビジネスに還流させ成功を加速させているようです。
協力しあって蓄財していける配偶者と結婚する
生涯の伴侶はかなり慎重に選択しています。
例えば、倹約家か、協力的か、責任感があるかなどを見極め配偶者をしっかり選ぶからか彼らの離婚率はかなり少ないようです。
この本では超年収が高いのに、配偶者の浪費癖により破産した人の話もでてきます。
いくら片方ががっつり稼いでも、配偶者が毎月すべて使い切ってしまえばお金持ちにはなれません。
お金持ちは夫婦で協力しあうことが蓄財には重要だと知っているのでしょう。
お金持ちはお金の使い方だけではなく、『時間に対する考え方』も違うと思ったので紹介します。
お金持ちは自分の時間単価をとにかく重要視しています。
スーパーでの買い物では事前に買い物リストを作り、最短ルートで必要な物だけ買い短い時間で済ませてしまうそうです。これは、長時間スーパーにいることでの余計な物を買ったり、時間を浪費するのを防いでいます。
ネットショッピングも積極的に活用して時間を節約します。
また、やり方の勉強なども含めて時間が掛かりそうな作業は、値段が高くなっても業者に頼んでしまいます。
例えば、次のようなたまにやる作業。
- 芝の手入れ
- 給湯器やエアコン交換
- 配管工事
- 納税申告書作成
- 家の壁塗替えなど
業者に任せて空いた時間は、自分がやらなければならない仕事などに時間を使っています。
彼らは『自分の時間単価』と『慣れないことをして、ケガなどをするリスク』を甘く見ません。
業者への作業の依頼はお金がかかります。
しかし、この初期費用だけでなく、自分がやって上手くできなくて結局すぐ壊れてしまうリスクなどいろいろなことを考え、出費を長期的に考えて判断する傾向があるようです。
本当のお金持ちの意外な特徴のまとめ
本当のお金持ちはコツコツと粘り強く質素・倹約・ビジネスに長期的に取り組み達成していった人たちでした。
本を読んだからには自分の行動を変えないと意味がありませんので、ここから学んだ自分のアクションアイテム3つは次の通りでした。
- お金のかからない趣味を見つけて楽しむ
- 蓄財は夫婦で協力しあう
- 忙しいときは時間をお金で買い、自分がやるべきことをやる
また、たとえ子供の学校の成績が悪くても、将来成功できることを伝えて励まし続けたいと思います。
ちなみにこの本では、運よく投資で一発当てて成功した人の話はでてきません。
これは『ちゃんと働き、倹約と投資を続けることで、誰でもお金持ちになれる』ことを伝えたいからだと思っています。
僕も億万長者になりたいのですが、いきなり起業はハードルが高いと思ったので倹約はやめずに投資を新たに始めました。
投資は米国企業への株式投資が最適だと考えています。
もちろん投資にリスクはありますが、お金持ちになる道筋の一つとしてまとめましたので、よかったら参考にして見てください。
アメリカ生活の節約術30個もまとめていますので、もしよろしければ参考にしてみてください。