物価の高いアメリカでクレカは節約に大きく貢献してくれるので、キャッシュバック還元率の高いものを選ぶことがとても大事です。
おすすめの『Chase Freedom Unlimited』をレビューしますので、つぎのような疑問があるなら役に立つはずです。

Chase Freedom Unlimitedは自分に合うクレカなのか?

年会費無料でキャッシュバック還元率が高いクレカは?

日本へ帰国後も維持するのに最適なクレカはどれ?
僕はこの『Chase Freedom Unlimited』を1年間使ったところ、約840ドル分のキャッシュバックが貯まりました。(ウェルカムボーナス200ドル + 毎月約53ドル)
年会費が無料で日常生活しているだけで勝手にお小遣いが貯まっていくのが嬉しいクレジットカード でした。
また、日本へ帰国後もアメリカのクレカをしばらく維持したいならおすすめな理由も説明します。いろいろと調べた結果、帰国後の生活も考えると『Chase Freedom Unlimited』が最適という結論でした。
参考にしてみてください。
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目次
Chase Freedom Unlimitedのカードスペック

名称 | Chase Freedom Unlimited |
還元方法 | キャッシュバック(ポイントとして貯まり、簡単にドルへ変換できる) |
還元率 | 5% : ChaseのUltimate Rewardsポータルサイトでの旅行予約 3% : レストラン(持ち帰りも)、フードデリバリー、薬局 1.5% : その他すべて |
年会費 | 無料 |
ウェルカムボーナス | 200ドル(3ヶ月で500ドル使う条件) |
為替手数料 | 3% |
年会費無料なのに1.5~5%という高いキャッシュバックが得られるのが特徴です。
僕が申請した時の状況は次の通り。
- 申請した時期 : 赴任から4年後
- 承認された時のクレジットスコア : 808
- 保有クレカ : JAL USA Card、アメックスHilton Hornors Card、アメックスBlue Cash Preferred
クレジットスコアは670以上必要という情報もあります。

年会費無料なのに最低1.5%(上限なし)のキャッシュバック還元率で、貯まったポイントの利用期限や銀行振込み可で使い道の指定もありません。
お出かけや日常生活で何も考えなくても1.5%は自動で貯まっていきます。
(前はスーパーかガソリンが1年間だけ5%還元でしたが、今はなくなりました。)
ChaseのUltimate Rewardポータルサイトで旅行予約すると5%が還元されますので、ホテルやフライト予約などでも高い還元率を得られます。
また、レストランや薬局で3%なので、よく外食する家庭には強い。

最低1.5%の還元率なので、他のカードでは高い還元率が期待できないのに支出額が大きいもの(医療費や自動車など)でも効率的にキャッシュバックを得られます。
ブランドはVISAなので、Costcoやダイソーなどすべての場所で使えます。
使い道を限定し単価を高めようとするポイント型と比べて、キャッシュバックはそのまま支払いに使えるので、あまり旅行しない人やポイントにしばられず自由に使いたい人に適しています。
また、3ヶ月で500ドル使うと200ドルのウェルカムボーナスをもらえるので、この200ドルだけ受け取ってあとは使わないという選択も年会費無料だからこそできることです。
Chaseの『Sappire Preferred』との組み合わせでお得に

ポイントの使い道を旅行に限定している人には、Chaseの他の有料クレジットカードとの併用で還元率がさらに高くなります。
他のクレカでも支出額は大きいのに高い還元率を得られないようなカテゴリでも、Freedom Unlimitedなら最低1.5%なのでしっかり貯められます。
- 自動車保険
- 教育費
- 医療費など
例えば、年会費95ドルのSappire Preferredも持っているとしましょう。

するとFreedom Unlimitedで1.5%で貯まったポイントを、Sappire Preferred側へ1:1でそのまま統合することができます。
統合されたSappire Preferred側のポイントを使って、ChaseのUltimate Rewardポータルサイトからホテルなどを予約するとそのポイント単価が1.25倍にアップします。
このようにポイントの使い道を旅行に決めているなら、有料のカードとの組み合わせでさらに効果を発揮しますね。
これまでスーパーかガソリンどちらかの利用で5%のキャッシュバック還元率だったのですが、2023年5月時点ではそのキャンペーンが終了してしまいました。
このため、旅行予約などで使えるChaseのUltimate Rewardポータルサイトを使わないなら、還元率は1.5~3%に落ちてしまっています。
それでも僕がこのカードに決めたのは日本帰国後の維持を考えてです。(理由は後述します)
また、1年間使っていたところ、ポイントの8〜9割は1.5%還元カテゴリで貯まっているので、一部だけ5%とかの高還元率はそこまで気にしなくてもいいのかなとも思います。(詳細は後述)
また、為替手数料は3%かかりますので、日本、カナダ、メキシコなど海外では使わないようにしましょう。
僕が使っていたガソリンが5%キャッシュバック還元率のときの感想をシェアします。
(しかし、特定のカテゴリだけが5%になっても支出額が小さければあまり差は出ませんので、今のキャンペーン内容でも体験は変わらないと思います。)
僕は使わない特典やポイントに行動を操られるのが嫌いなので、年会費無料でキャッシュバックのシンプルなこのカードを気に入ってます。
週末のちょっとしたお出かけと日常生活でも高めの還元率を得ていました。
- 外食やカフェ : 3%
- 薬局 : 3%
- 自動車保険、教育費、医療費、お出かけなど他の出費 : 1.5%

使い方はスーパー以外ですべてこのカードを使っていました。(我が家はスーパーではAmex Blue Cash Preferredを使って6%還元を受けてました)
それでも毎月約53ドル分のキャッシュバックが貯まっていました。
12か月で合計約840ドル分貯まりましたが、そのポイントはネットで簡単にドルとしてキャッシュバックできます。
(こちらが6ヶ月時点での貯まったポイントの画像です)

クレカの支払いか銀行口座へ振り込むか選べるのもありがたいですね。これは帰国後でもいつでも銀行振り込みができるということ。
このキャッシュバックの受け取り方が旅行以外にも自由に使えるので助かってます。
ポイントは以下の使い方もあります。
- ギフトカード
- Apple製品
- 旅行予約
しかし、これらの利用だとポイント単価はお得にならないし、ポイント価値が1.25倍になるギフトカードは使わないものが多そうなのでそのままキャッシュバックするのがおすすめです。
しばらく使い続けているとけっこー貯まります。こんな感じで1000ドル超えてました!

とはいえ『還元率1.5〜3%はあまり高くない…』と思われるかもしれません。
還元率が1.5%でも支出額が大きければ、それなりに貯まっていきます。僕の数ヵ月分のStatementを確認してみましたが、貯まるポイントの8〜9割はベースの1.5%のカテゴリです。

このため、ガソリン5%還元キャンペーンが終わっていてもポイントは貯まっていくので、基本スペックが高いカードと言えます。
申請はネットで5分で簡単にできます。
紹介リンクを貼っておきますので、そこから以下の情報を入力していきます。
- 名前
- 誕生日
- 母親の旧姓
- ソーシャルセキュリティー番号
- 住所
- メールアドレス
- 電話番号
- 年収など
申請して少し待てば結果が来ます。
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Chaseのクレカ審査が通らないなら、先に銀行口座の開設も検討してみてください。
Chaseは審査がきびしいと言われますが、Chaseの銀行口座を開設して5000~10000ドルほど入れたままにしておくと『クレカを申請しませんか?』というオファーがChaseからきます。
また、Chaseには5/24ルールというものがあり、24ヶ月以内で5枚以上のクレジットカードを作った場合はクレカ申請ができません。その5枚は他社のクレカも含みますので注意。
Chase Freedom Unlimitedはどういう人におすすめか

次のような方におすすめです。
- 年会費無料がいい
- キャッシュバック派
- 旅行にあまり行かない・行けない事情がある
- よく外食する
- 日常生活で還元率がよくて使い道も自由がいい
- 日本帰国後にもアメリカのクレカを持っていたい
年会費は立派な固定費。
年会費無料でキャッシュバック還元率が高いものがいいと思うならおすすめです。
外食、薬局など、あくまで日常生活をしているだけで自動的に1.5~3%でキャッシュバックが貯まっていくし、使い道が自由。
僕はアメリカで効率のいいポイントの使い方を検討するのはそこそこにして、日本に帰国後にも必要になる投資などの勉強に充ててます。
普段忙しいのでポイント関連は80点取れればいいという人におすすめのクレジットカードです。
また、マイルやポイントは使い道が縛られてしまうため、コロナや家庭の事情(家族の健康、妊娠など)で旅行に行けない場合もあり、貯めるのも使うのも日常生活だけで完結できるクレカがいいという方にも向いています。

日本帰国後にもアメリカ出張や旅行の機会があるなら、次の場面で高めのキャッシュバックを得られます。
- レストラン、カフェ : 3%
- ホテル、移動(タクシー、Uber)、お土産など : 1.5%
我が家は2年に1回ハワイ旅行に行きたいし、僕自身がアメリカ出張の可能性があるので、上記の使い道でちょっと高めの還元率を得たいと思い、このカードに決めました。
でも、コロナや家庭の事情でほんとうにアメリカ旅行できるかわかりません。旅行ができないと損してしまいますので、年会費無料が無難です。
このため、年会費無料で旅行や出張でも使うカテゴリの還元率が高く、失効しないキャッシュバック分をそのまま支払いか銀行振り込みができる『Chase Freedom Unlimited』がベストという結論です。
ちなみに日本帰国後にもクレカを維持するには銀行口座も維持しておく必要があります。
12ヶ月取り引きがないと休眠口座とされてしまう銀行口座が多いですが、UnionBankは日本語コールセンターに電話することで解除してくれるそうです。
僕は証券口座も維持するので、年一回のリバランスで円をドルに換えて送金したり、配当金を旅行や出張でたまに使うことを考えています。
まとめ: Chase Freedom Unlimitedは年会費無料で高キャッシュバック還元率
年会費無料なのに1.5~5%と高い還元率でキャッシュバックが貯まります。
日常生活でもしっかり貯めて自由にキャッシュバックを使えますので、あまり旅行に行けない事情があったり、外食が多い、忙しい人にもおすすめのクレジットカードです。
アメリカのレストランは高いので、外食で3%は大きいですね。
また、日本へ帰国後に維持するのにも、アメリカ出張や旅行でも重宝するクレカです。旅行に行けなくても年会費無料なので損しません。
今なら200ドルのウェルカムボーナスがもらえます。通常は150ドルだったので元に戻される前に申し込んでみてはいかがでしょうか。
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とはいえ、『支出の大きいスーパーでもっと高い還元率を得られないか?』と思うでしょう。
確かに、家族ならスーパーには毎月1000ドル近く使うはずです。
アメックス Blue Cash Preferredはスーパーでも6%の高い還元を受けられておすすめです。
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