子連れにおすすめのトロントの観光スポットは?
ナイアガラの滝に旅行したいけど一緒にまわれる観光スポットない?
イヤイヤ期の3歳の子供を連れてトロント旅行をした僕が、子連れでも楽しめるトロントのおすすめ観光スポット12個を厳選しました。
僕の4泊5日のモデルコースも紹介します。
トロントは美しい大自然とレトロな都会の街並みが調和した見どころたくさんの街でした。
ナイアガラの滝だけではないトロントの魅力を知って、旅行計画の参考にしてみてください。
目次
トロントってどんな都市?
トロントはカナダ・オンタリオ州の大都市で、住みやすい街としても有名です。
オンタリオ湖やナイアガラの滝など美しい自然がある一方で、都心部には歴史を感じる建物や博物館などがあったりと観光には困りません。
トロントは毎年世界中からも多くの旅行者が集まり、留学やワーキングホリデーで日本人からも人気の都市です。
子連れにもおすすめのトロント観光スポット
それでは、トロントの観光スポットを紹介します。
これらの他にも博物館、マーケット、ショッピングセンター、スポーツ観戦(MLB、NHL、NBA)もありますが、子供には好みが分かれるので外しました。
世界三大瀑布の一つ『ナイアガラの滝』はトロント市街地から電車とバスで3時間くらいです。
ナイアガラの滝のものすごい水の量と滝の音の迫力に圧倒されるはずです。
一生に一度は見たいスポットですね。
小さい子供はなぜか噴水などの水を見てるのが好きなので、こんな大きな滝を初めて見ると驚くはず。
昼は虹、夜はライトアップされるので、時間帯で変わる滝の絶景を楽しんでください。
滝つぼの近くまで行けるクルーズ船もあり、ずぶぬれになりたければトライしてみましょう。
ナイアガラの滝周辺の街にはWEGOというバスが巡回していて、街中のホテルなどで一日券を購入できます。たまにバスが来なかったり混雑で乗れなかったりもしましたが、カフェやレストランなどにも行けて便利でした。
部屋からナイアガラの滝が見れるおすすめホテル
ホテル名称 | Hilton Niagara Falls/Fallsview Hotel & Suite |
ナイアガラの滝に来たら、滝が見えるお部屋で1泊してみてください。
僕が泊まったヒルトンのホテルは高級感と清潔感があり、夜になるとナイアガラの滝のライトアップと花火をお部屋から見れるのでおすすめです。
お部屋の小窓を開けることもできるので、滝の音を聞きながらゆったり過ごすことも可能です。
ナイアガラの滝の音と美しいライトアップはずっと浸ってても飽きないので、この優雅な時間を堪能してみてはいかがでしょうか。
施設名称 | CN Tower |
ホームページ | https://www.cntower.ca/ |
トロントのシンボルとなっている約550mのとにかく高い『CNタワー』。
トロントで観光しているとどこからでもこのCNタワーが見えるほどの高さで、遠くから見るとトロントの街の景観と調和して映えます。
真下からみるとこの高さに圧倒されます。
CNタワー内の展望台からはトロントの街やオンタリオ湖を見下ろすことができ、高くてちょっと恐いですが絶景を堪能しましょう。
夜景も美しいので、夜にも訪れてみたいですね。
名称 | City Sightseeing Toronto |
ホームページ | https://citysightseeingtoronto.com/ |
トロント市内を巡回する真っ赤な2階建ての観光バスです。
主要な観光スポットはひと通り通過するルートなので、トロントの街を見ながら行きたいところへも連れて行ってくれて、移動と観光をカバーしてくれます。
2階ではガイドのお兄さんが街を説明してくれます。
2階席で気持ちのいい風を浴びながらトロントの街の景色をみてるだけでも観光は楽しめるはずです。乗り物好きな子供は喜ぶはず。
”HOP ON HERE!”の看板がバス停です。
施設名称 | Ripley’s Aquarium of Canada |
ホームページ | https://www.ripleyaquariums.com/canada/ |
リプレイズ水族館は2013年にオープンしたきれいな水族館。
名物は動くレールに乗って魚たちの泳ぐ海底トンネルをとおる経験ができます。
サメやエイが真上をとおる光景には子供も大人も大はしゃぎできるはずです。
450種以上の生き物が展示されていて、きれいな魚や壁一面に広がるクラゲの水槽などもあり子供は釘付けになることでしょう。
オンタリオ湖に浮かぶ島・トロントアイランドではきれいな自然の公園で、なにもしないだけでも優雅な時間を楽しめるでしょう。
ピクニックしたり、ビーチでのんびりすごしたり、自転車、カヌーやカヤックなどのレンタルもあり自然の中のアクティビティもあります。
またトロントアイランド側から見るトロント市街のビル群も美しいですね。
フェリーで15分ほどでいくことができます。
トロントアイランドをクルッと回るクルーズツアーもあります。
遊覧中はガイドのお姉さんが景色を説明してくれ、トロントアイランド周辺のきれいな景色と風が気持ちいいですよ。
子供もクルーズの遊覧を楽しめるはずです。
赤い観光バスのCity Sightseeing Torontoからこのクルーズツアーもいっしょに予約ができます。
展示用の鉄道、線路、ビール工場などがある公園です。
ビールを飲みながら展示されているいろんな種類の鉄道の写真を撮ったり、のんびりするのがおすすめです。
トロント鉄道博物館(Toronto Railway Museum)
施設名称 | Toronto Railway Museum |
ホームページ | https://torontorailwaymuseum.com/ |
鉄道博物館、ギフトショップ、ビール工場などがあります。
こちらの小さな電車(Mini Train Ride)の乗り物があるので特に男の子は楽しめるはずです。
うちの子はこれが一番楽しかったみたい…。
しかし、このライドはかなり変則的な営業スケジュールでつぎのとおり。
- 6月中旬~9月上旬 : 水~日曜の12~5PM
- 9月上旬~6月上旬 : Close
乗る場合はMini Train Rideの営業スケジュールを事前にチェックしましょう。
施設名称 | Toronto Zoo |
ホームページ | https://www.torontozoo.com/ |
トロント中心地からは少しはなれますが、市街地から車で30分ほどのところにカナダ最大級のトロント動物園もあります。
アフリカ、ユーラシア大陸、アメリカ大陸などの複数のエリアにわかれた広い敷地で、450種以上のいろんな動物がいます。
ライオン、チーター、シロクマなどなど。
施設名称 | Casa Loma |
ホームページ | https://casaloma.ca/ |
閑静な住宅街から丘を登っていくと、中世ヨーロッパにタイムスリップしたかと思わせるような立派なお城があります。
中には豪華なお部屋やアンティーク調の家具が。
隠し部屋や地下通路などもあり、秘密の通路から屋上に出たりと大人も子供の心を取り戻してお城の中を探検できます。
外には整備されたきれいな庭園もあり美しくもまた独特な景観です。
日本語のオーディオガイドも受付でもらえますので、大人は一つの歴史を勉強してみるのもいいかも。
トロント市庁舎(Toronto City Hall)の前には、ドン!と『TORONTO』の文字があるネイサンフィリップス広場があります。
トロントに来たら立ち寄りたい写真スポットです。
夏は噴水になっていて子供は水で遊べますし、冬はスケートリンクとして一般公開されています。
ハーバーフロントではオンタリオ湖を見ながら食事できるレストラン、カフェ、ブリュワリーなどがあって開放的な空間になっています。
ただゆったりとコーヒーを飲みながら散歩するのもおすすめな場所です。
楽しそうな水上ライドもありました。
ユニオン駅はカナダの各都市部とトロントを結ぶ主要駅です。(東京駅みたいな感じ)
子供向けスポットというわけではありませんが、駅は建設から100年近くの歴史ある建物で、散歩するだけでもトロントの歴史を感じます。
トロントピアソン国際空港から来た場合は、このユニオン駅が観光の起点になるはずです。
朝と夕方は通勤と帰宅ラッシュで混むので注意。
トロント観光の準備『eTA』と観光の注意点
僕が感じたトロント観光の注意点を紹介します。
カナダに入国するときにeTA取得が必要になります。(アメリカのESTAのカナダ版)
ネットで申請できますが、検索ででてくるサイトの中にeTA取得代行サイトがあり、値段はカナダ公式サイトよりもかなり割高でした。
この業者としては『簡単なプロセスを提供しているサービス』としていますが、カナダの公式サイトでも簡単にできますので、業者のサイトから注文しないように注意しましょう。
業者のサイトは一見本物のカナダ政府のサイトのように見えますが、下の方に『このサイトはカナダ政府やスポンサーと提携してません』と書いてあるのでチェック。
トロント市内の交通手段は車やタクシーもありですが、都会なので時間帯によっては道路が大渋滞します。(特に朝と夕方)
メジャーリーグの試合がある日はさらに大渋滞で、僕が行った日はもはやUberや観光バスが機能してませんでした。
観光バスも同じ場所で20分くらい動かないときがあったので、バスやUberが使えず歩く選択肢も残しておいた方がいいです。
ちなみにトロントでは基本的にはTTC(Toronto Transit Commision)という地下鉄、路面電車、バスなどを使います。
渋滞の影響をうけない地下鉄と路面電車のルートも調べておきましょう。
また、予定を詰め込みすぎると移動で時間がかかったときに焦るので、適度に余白を持ったスケジュールで観光しましょう。
運営者の実際の子連れトロント観光4泊5日モデルコース
我が家は2019年8月に4泊5日でロサンゼルスからトロントに旅行しました。
そのときのモデルコースを紹介しますので参考にしてみて下さい。
夜にトロントピアソン国際空港に到着し、ユニオン駅を経由してホテルでチェックイン。
午前中、ユニオン駅からナイアガラの滝へ電車とバスで移動。
ユニオン駅を電車で出発し『Burlington GO』駅でバスに乗り換えます。
午後はナイアガラの滝を堪能し、お土産屋さんでお買い物。夜のライトアップと花火も見逃さずに紹介したヒルトンで一泊。
午前中もナイアガラの滝を見る。
午後はナイアガラの滝を出発して夕方にトロントに到着し、トロントアイランドを一周するクルーズツアーに参加。
まる一日、観光バスでトロント市内の観光スポットをめぐる。カサロマ、トロント鉄道博物館、トロント市庁舎などをまわりました。
午前中はリプレイズ水族館とラウンドハウスパークの小さな電車の乗り物。
昼過ぎ、空港に向かいトロントを去る。
子連れにおすすめのトロント観光スポットまとめ
トロントには子連れでも楽しめる観光スポットがたくさんあります。
大都市なので、小さな子連れで電車やバスでの移動は心配になりますが、我が家の3泊4日旅行の間にも現地の人が電車で席を譲ってくれたり話しかけてくれたりお菓子をくれたりと何度か気遣ってくれる場面がありました。
現地の人たちがとても優しい良い街だなと思いました。
ナイアガラの滝を旅行のメインにし、リプレイズ水族館などをスケジュールに当てはめていく感じで計画を作っていくのがおすすめです。
ベビーカーに乗るような子供連れだと移動が大変なときもありましたので、子連れでトロントを観光するなら余裕を持った日程でスケジュールを組みましょう。
他にもアメリカでしかできないことはたくさんありますので、ぜひトロント観光だけでなくいろいろと試してみてください。
ちなみに子連れで旅行するならカリフォルニア州・アナハイムがおすすめです。
ディズニーランドなどのテーマパーク、水族館、夕日の美しいハンティントンビーチなどがそろった最強の観光地です!カリフォルニア旅行を検討中ならぜひアナハイムの観光スポット紹介記事も参考にしてみてください。