アメリカに暮らす日本人(特に駐在者)はJALかANAのユーザーが多いと思います。
駐在員にあるのがよく日本へ行くのでマイルがたまるけど、使い道がなく日本帰国前にアメリカで失効してしまうこと。
僕はアメリカに駐在してから出張やJAL USAカードの買い物のおかげで14〜15万マイル貯まり、最近お得な使い道はどれかを調べたのでご紹介します。
マイルはお金と同じで失効させるのはもったいないので、お得な使い道で使い切りましょう。
アメリカでJALマイルの使い道がわからない
JALマイルはなにと交換すればお得なのか知りたい
目次
理想的なJALマイルの使い道はフライトのアップグレード
マイルは使い道によって1マイルあたりの単価が変わるので、できればマイル単価の高い用途に優先して使いたいでしょう。
JALマイルの交換先としてフライト以外にもいくつかピックアップして計算してみたところ、アップグレードに使うのが1マイル単価がもっとも高くなってお得という結果になりました。
- エコノミークラスの往復フライト : 1500ドル ÷ 50000マイル = 3セント
- 片道をビジネスへアップグレード : (5000 – 1500ドル) ÷ 2 ÷ 30000マイル = 5.8セント
- アマゾンギフトカード : 100ドル ÷ 12000マイル = 0.8セント
- AirPods Pro : 249ドル ÷ 40000マイル = 0.6セント
- Apple TV 4K 64GB : 199ドル ÷ 42000マイル = 0.5セント
- Appleギフトカード = 25ドル ÷ 4000マイル = 0.6セント
会社のルールにもよりますが、出張や一時帰国は経費あつかいなので会社のシステムで予約しなければならない場合もあります。
会社へは実際にチケット購入したレシートの提出が求められるでしょうから、出張用のフライトを自分のマイルで予約して会社に清算はできません。
自分のマイル使ってフライト予約するのは、プライベートで日本に帰るときか、同じワンワールド系列の航空会社で旅行するときだけになってしまいます。
自分のマイルを使ってフライト予約することは意外とありません。
すでに予定が組まれた出張や一時帰国などのフライトをアップグレードすることも可能です。(アップグレード可能なランクのチケットであれば)
まとめると、フライト系のマイルの使い道はつぎの3択になるはずです。
- プライベートでJAL便で日本に帰る
- 他のワンワールド系列の航空会社で旅行
- 予約済のフライトをビジネスクラスへアップグレード
またせっかくの旅行では、JALマイルを使えるからといって、無理して変な時間帯の便に乗るのは避けたいですよね。
(たとえば、ロサンゼルス-フロリダ間は時間帯が往復ともちょうどいいユナイテッド航空にしたいけど、マイル使うためにアメリカン航空で行きたい。でも、復路が早朝になってしまう…。とかしんどいですよね)
結局、マイルを使わずに通常購入で予約することが多いです。
このため、すでに予定が決まっているフライトをアップグレードするのが無理のないスケジュールで移動できていいのではないでしょうか。
2021年に一時帰国をしたとき、日本からアメリカ行きのフライトを、30,000マイル使ってビジネスクラスへアップグレードしてみました。
出発前は空港のラウンジへ入れるので、テンションが上がります。
そして、ラウンジでは美味しいカレーやラーメンなどを食べれて楽しくなりますよ。
飛行機内でもかなり快適になり、あの11時間の苦痛な移動時間が楽しみに変わります。
まず、座席がゆったりと広くて快適です。(この時はおしゃれなBEAMSのポーチももらえました)
食事は美味しいし、シャンパンや日本酒も飲み放題というVIP対応で、ご機嫌に空の旅を楽しめます。
寝るときは座席をフルフラットに倒して寝れて、疲れの残り方が全然違いました。そしてなんと、寝るときはエアウィーブのマットレスを貸してくれるおもてなしもありました。
快適すぎてあっという間に着いてしまいました。
僕の体験からもフライトをアップグレードするのはおすすめの使い方です。
失効しそうになったらアマゾンギフトカードへ交換
今はコロナもあり、飛行機にも乗る機会が減るのでマイルの使い道に困ります。
JALマイルは(ANAマイルも)アマゾンギフトカードにも交換できますので、アメリカ在住者には嬉しいですね。
交換の仕方は、JALマイレージバンクにログインして、マイル交換のページでアマゾンギフトカード交換の申請するだけで終了です。
一気に申請はできないので、ギフトカードひとつずつの申請になってしまいます。
ギフトカード数枚と交換したいなら、交換したい枚数分を連続で申請すれば、その枚数ぶんがまとめて一週間くらいで自宅へ届きます。
ちなみに、12000マイルで100ドルのギフトカードになるので0.83セント/1マイルとなり、フライトと比べると単価が低くなるのでちょっともったいない。
でも、飛行機に乗る予定はなく失効しまうくらいだったら、アマゾンギフトカードに交換するのもいいのではないでしょうか。
JMBワールドマーケットプレイス(JALのオンラインショッピング)であれば直接買い物できますが、欲しいものがないのに焦って買うと本当は欲しくないものを買ってしまいそうです。
なので、アマゾンギフトカードに交換しておくのが冷静な買い物ができていいと思います。
アメリカだとJALオンラインショッピングで日本の食べ物を買えないのが残念
JALのオンラインショッピングはいろいろとラインナップが充実しています。
- AirPots
- Apple TV
- スピーカー
- 財布
- 日本の食べ物
- 食器など
マイル単価は0.5~0.6セントとアマゾンギフトカードのよりも下がってしまいますので、アメリカでも手に入る物ならアマゾンギフトにしてから買った方がお得ですね。
『JALとっておきの逸品』『JALふるさとからの贈り物』として、博多ラーメン、牛タンなどもあるので、ちょっとマイル単価が下がっても日本食を食べたいときは買う価値があると思います。
しかし、これらの食べ物は日本地区限定でアメリカへは発送できませんでした。
日本食のように『アメリカで手に入りにくいもの』をJALマイルで買えるようになれば嬉しいんですけどね。
微妙に貯まっちゃったANAマイルの使い道
JALユーザーだとしても、スターアライアンス系列のフライトではANAのマイレージでマイルを貯めるときもあるでしょう。
ANAのマイルが中途半端に貯まっていってしまいます。
アメリカの住所にしてあれば、ANAマイルも12000マイルで100ドル分のアマゾンギフトカードへ交換できます。
日本の住所であれば10000マイルあればTポイントや楽天ポイントなどへ交換が可能でした。(僕はANAは住所を日本のままにしています)
10000マイル(日本)か12000(アメリカ)マイルに達しないと失効してしまう状況に迫られましたが、実はIHGやAmex RewardポイントなどをANAマイルへ移行することもできます。
僕はIHGからポイントを移行させてなんとか10000マイルへ到達させて、無事失効せずに日本のTポイントへ交換した経験があります。
アメリカで貯まったJALマイルのお得な使い道まとめ
JALマイルはフライトのアップグレードに使うのがお得で楽しめます。
失効しそうになったらアマゾンギフトカードへ交換し、マイルを失わないようにしましょう。
ちなみにアメリカではポイ活として生活の中で貯められるキャッシュバックアプリが普及しています。
ポイントやマイルと言うと旅行で飛行機やホテルで貯めることが連想されますが、普段のお買い物で使えるキャッシュバックアプリも多少アメリカ生活の節約には貢献してくれます。
>>アメリカ生活のおすすめのポイ活〜キャッシュバックアプリは楽天だけでいい理由〜
アメリカ駐在の5年間でドル資産を0から11万ドル(約1400万円)ほど貯めた僕がアメリカ生活の節約術もまとめていますので、もしよろしければ参考にしてみてください。