アメリカでも日本でも『なんかお金が貯まらない!』と悩む家庭は多いです。
とはいっても、食費や電気代などをケチってストレスフルな生活を送りたくないですよね?
そんな生活は僕も嫌です。
自分の趣味や食事などを我慢するより、不要な固定費を削減する方が痛みが少なくておすすめです。
この記事は『使ってないサブスクは今すぐ解約しましょう』という僕の考えと、僕が実際にサブスク無しで5年アメリカで暮らした感想を紹介します。
例えば、サブスクを2つを解約してたった月30ドルが浮いたとしても、年間360ドル浮きますね。これを米国株投資で年利5%で30年運用しつづければ23,918ドルに成長します。(元本10,800ドル)
小さくても固定費の削減は侮れませんね。
もしくは、その浮いたお金でたまに美味しいものを食べるのもいいと思います。
家計改善の参考にしてみてください。
目次
節約で最初にやるべきは不要な固定費の削減
固定費の削減は一度やってしまえば、それ以降はお金が引かれないので、早くやる方が節約効果は期待できます。
例えば、月10ドルの固定費を削減すれば、来月以降は毎月10ドル浮きます。
でも、固定費ってどんなものがあるのでしょうか?
一般的な固定費は次のとおりです。
- 家賃
- 車
- 保険
- スマホ通信費
- サブスク
この記事では放置されがちな『サブスク』について取り上げます。
ちなみに車の売却も金額のインパクトが大きいので、しっかりと高く売る方法を調べてから売却判断をしましょう。
>>アメリカで車を売る時に絶対にやってはいけない事〜知らないと5千ドル損する〜
アメリカの代表的なサブスクの契約数
アメリカ在住で身近な人たちを見ると、次のサブスクを契約している人が多そうです。アメリカ国内の契約件数と料金をまとめました。
- アマゾンプライム (1億1200万件、119ドル/年)
- ケーブルテレビ : (8,300万件、料金はプロバイダーによるけど安いプランでも25~65ドル/月くらい)
- ネットフリックス : (6,700万件、通常版9.99ドル/月)
- シリウスXMラジオ : (3,400万件、通常版17.99ドル/月)
この4つだけでも月62.90〜102.90ドルの固定費になります。
アメリカの世帯数約1億2~3000万世帯に対して、それぞれこの件数なのでけっこうな比率で契約しているようですね。
特にアマゾンプライムはさすが。
不要なサブスクは解約しよう
もちろんそのサブスクを毎日のように利用していて、これがないと生活が楽しくないなら解約する必要はありません。
でも、もうあまり使ってないけどそのまま契約を継続していたり、周りが契約しているから自分も契約している人が多いと思います。
それは今自分に必要なのかを考えてみましょう。
もちろんアメリカでいろんなサービスを試すことはいいことですし、新しいサービスをどんどん体験した方が人生の視野は広がるでしょう。
でも、最初の数年体験したけど最近は使ってなくて契約したままにしているのであれば、見直しの余地があるはずです。
繰り返しになりますが、契約していれば使ってなくても毎月料金が取られるので、早く解約した方が節約の効果が大きいです。
シンプルですが、サブスクの見直しでやることは次の3ステップです。
- 1, 契約しているサブスクをすべて書き出す
- 2, 自分と家族でサブスクそれぞれの必要性を考える
- 3, 不要と判断したものを解約する
解約してしばらく生活してみて、やっぱり必要だと感じたらまた契約すればいいと思います。
解約するかどうかを他の人に相談しなくてもいいです。
周りがどうかではなく大事なのは『自分の家庭が必要か?』だけ考えましょう。
また、LINE電話などがあるので、スマホで電話をほとんどしなければ、スマホ通信料も一番安いプランに落とすのも効果ありです。我が家はそれで月15ドルほど浮かせました。
サブスク無しアメリカ生活5年間の感想
我が家ではなにもサブスクを契約していません。(Wifiと妻のスマホ通信は契約してます)
サブスクなしで5年間アメリカ生活してますが問題ないです。アマゾンプライムすら契約していません。
アマゾンプライムはみんな契約しているので、契約するのが常識的な空気になってますね。
でも、通常会員でも4〜7日くらいで届けてくれるのでまったく困ってません。
早いものは注文して2、3日後に届けてくれます。
緊急なものをアマゾンで買わず、切らしそうな日用品などはどこかに出かけたついでにターゲットやウォルマートで買えばいいと思います。
確かに店舗で欲しいものを探すのは時間がかかりますので、必要になりそうになったら早めにアマゾンで注文しておけばよいでしょう。
周りのアメリカ在住日本人を見ると、ケーブルテレビやネットフリックスなどの動画サービスを契約して最初は見ていたものの、もう普段はあまり見てない人が多いです。
アメリカでは契約しても日本の番組が見れないので、我が家では結局映画なども見なくなりそうだったので契約しませんでした。
僕の場合は海外のテレビや映画は楽しみではなく、いつも英語の勉強が目的になってしまい、前向きに海外のチャンネルを見ないのも理由です。
実際に英語の映画をストレスなくガンガン見られる日本人にまだ会ったことがありません。
調べると『アメリカで日本のアマゾンプライムビデオを見る方法』などもよく出てくるので、日本の番組や映画を見たい人が多いと思います。
このため、動画は無料のYouTubeで見たい動画だけで十分という結論になりました。
代替案はGoogle ChromecastでテレビでYouTube動画を見る
スマホでYouTubeを見ていると目が疲れるので、Google ChromecastというテレビにYouTubeを映せるデバイスが我が家では重宝してます。
YouTubeなので映画やスポーツをタイムリーにフルでは見れませんが、これで見たいチャンネルを見ています。
僕は日本のアニメ、NBA、投資や英語の勉強、旅行先の情報収集など、週末にお酒を飲みながらのんびりテレビでYouTubeを楽しんでいます。
世界的にも動画を見る人口も増え、今は個人が自由に発信できるようになっていて、YouTube市場はまだまだ伸びています。
これからもどんどんコンテンツが充実していくと考えています。
たまに広告が出てくるのが邪魔ですが、YouTubeも広告収入で利益を得て運営しているので、優良なコンテンツを見るには仕方ないですね。
YouTubeであなたが見たいチャンネルがありそうなら、Google Chromecastを検討してみてください。
シリウスXMラジオという車専用のラジオサービスがあります。
ディーラーで車を買うと多分、電話番号と住所などの情報が横流しされるので、しばらく勧誘の電話や手紙が来ます。
勧誘がしつこいので契約してしまった人も多いかもしれません。
僕にも何度も電話がかかってきましたが、今でもなんとか契約はせずに過ごしています。
車ではFMつなげば無料でラジオを聞けますし、Bluetoothでスマホに入れた音楽を聴いたり、音だけで勉強できるYouTube動画を再生したりして過ごしています。
コロナ以降の在宅勤務などで通勤や外出が減ったのに、そのままにしているなら解約してしまいましょう。
使ってないクレジットカード
サブスクではありませんが、使ってないのに年会費がかかるクレジットカードもあれば解約しましょう。
お店によってメインのカードが使えなかったり、紛失などのトラブルもあるので、国際ブランドが違うものが2、3枚あれば大丈夫です。
アメリカには年会費無料でもいいカードがたくさんありますよね。
年会費が100ドル以下の還元率が高いクレジットカードをまとめていますので、より家庭でポイントやキャッシュバックを貯められそうなものがないかチェックしてみてください。
>>アメリカのおすすめクレジットカード18選【年会費100ドル未満・高還元率】
アメリカのおすすめクレジットカード18選【年会費100ドル未満・高還元率】
アメリカ生活の節約術(サブスク見直し編)まとめ
サブスクは使ってなくても毎月お金がかかるので、もう使っていないのなら解約してしまいましょう。
僕はサブスク無しでアメリカで5年間生活しました。
YouTubeをGoogle Chromecastでテレビに映せる環境があれば、無料なのにいろんな動画が楽しめるので快適です。
生活満足度を下げない固定費を早めに削減し、浮いたお金を資産運用に回して増やしたり、美味しいものを食べましょう。
ちなみにスマホ通信代も固定費として毎月かかりますが、ここも見直しの検討をしてみましょう。
ほかにもアメリカ生活の節約術もまとめていますので、もしよろしければ参考にしてみてください。