アメリカ・カリフォルニア在住家族の年間生活費_2019年

家計管理

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アメリカ・カリフォルニア暮らし3人家族のリアルな生活費(2019年)を公開します。

先に結論を言ってしまうと、次のとおり[1ドル=110円]でした。

  • 1年間 : 72,823ドル(8,010,530円)
  • 1ヶ月だと : 6,069ドル(667,590円)

僕はアメリカでも3年以上家計簿をつけていて出費には敏感ですので、正確な生活費をお伝えできると思います。

カリフォルニアへ駐在、引っ越しの予定があれば参考にしてみてください。

家族構成と条件(2019年)

生活費は家族構成や住む場所などの条件で大きく変わるので、まずは我が家の条件を示します。

  • 3人家族
  • 日系企業の駐在員
  • 妻は専業主婦
  • 子供は3歳で9月から私立幼稚園通い(週5日)
  • 家は一軒家を賃貸(3ベッドルーム)
  • 車2台持ち
  • カリフォルニア・オレンジカウンティ在住

カリフォルニア・オレンジカウンティの生活費は高い

オレンジカウンティ

僕の住むオレンジカウンティは生活費が高い地域で、全米でだいたい10位前後に入っています。

このため、我が家の生活費もアメリカで高い水準になります。

都市別の生活費ランキングはこの通りです。

  • 1位 : ニューヨーク・マンハッタン
  • 2位 : カリフォルニア・サンフランシスコ
  • 3位 : ハワイ・ホノルル
  • 4位 : ニューヨーク・ブルックリン
  • 5位 : ワシントンDC・ワシントン
  • 11位 : カリフォルニア・オレンジカウンティ
  • 12位 : カリフォルニア・ロサンゼルス
  • 13位 : カリフォルニア・サンディエゴ

駐在員の生活費は会社補助による

駐在員だと生活費はどうなるの?

と疑問に持たれる方もいると思います。

駐在員は会社によって補助の仕組みがかわるので、お勤めの会社のルールを確認する必要があります。

この記事の生活費はアメリカで生活したそのままの生活費で、会社からの補助を考慮していません。(僕の会社は給料としてあとで補助も振り込まれるので、会社に直接払ってもらう支出はなく、リアルなアメリカの物価で生活してます)

家賃、自動車、保険などで会社を介すタイプの支出があれば、僕のこの生活費カテゴリにご自身の自己負担率をかければ、駐在中の生活費は予測できるはずです。

例えば、家の契約は会社とオーナーが直接おこない、家賃3,100ドルのうち30%だけ自己負担すればいい場合、家賃は3,100ドル x 30% = 930ドルと計算できると思います。

アメリカ・カリフォルニア在住家族の2019年の生活費

2019年の生活費は年間と月間(年間を12ヶ月で割ったもの)で、つぎのとおり[1ドル=110円]でした。

  • 1年間 : 72,823ドル(8,010,530円)
  • 1ヶ月だと : 6,069ドル(667,590円)

支出リスト

支出カテゴリー割合グラフ

支出カテゴリー上位5つはつぎの通りで、この5つだけで全支出の88.8%を占めました

カテゴリー支出の比率年間生活費1ヶ月あたり生活費
家賃51.1%37,200ドル3,100ドル
食費、日用品、外食14.4%10,500ドル875ドル
娯楽、旅行9.8%7,125ドル594ドル
その他(一時帰国)6.8%4,962ドル414ドル
教育費6.7%4,859ドル405ドル

生活費のカテゴリー別の補足

それでは各カテゴリー別に補足していきます。

食費、日用品、外食

食料品店

10,500ドル。

我が家は食べ物や日用品はスーパーでまとめて買い、あまり余計な物を買いません。コンビニやスタバはほとんど行きません

日本食スーパーには月2日くらい通っていて、そこでの買い物は毎回高くなりますが、それでも月875ドルで収まってました。

金曜は他の駐在員とよくランチしていて、その外食代も含めた金額です。金曜以外はお弁当を持参して節約していました。

家族の外食はハンバーガーが多く、そこまで高いお店では食べません。

家賃

中古の家

37,200ドル。

出費の大半を家賃が占めています。

家計改善のためには電気代などの小さなものを削るより、家賃、車、保険などの大きな固定費から削っていくのが効率が良いです。

しかし、日本と違ってアメリカは家賃相場が上がっていくので、家賃の値下げ交渉はかなり厳しい事情があります。

僕の住む地域は3ベッドルームだと月3,000ドルでも安いレベルで、他の駐在員はもっと高い家賃でオーナーと契約更新をしていて、家賃が高いのは仕方がないでしょう。

水道光熱費

1,286ドル。

各料金の内訳は次のとおりです。

  • 電気 : 384ドル
  • 水道 : 557ドル
  • ガス : 199ドル
  • ゴミ回収 : 146ドル

通信費

1,046ドル。

  • Wifi : 693ドル
  • 妻のスマホ通信料 : 353ドル

ネット回線はCoxのWifiのみの契約で、ケーブルテレビや固定電話は契約してません。一年目は月41ドルだったのですが、2年目に入り月57ドルへ値上げされました。

僕は会社からスマホが支給されているので、通信料は妻のスマホ用だけになります。

スマホ通信代はもともと月40ドルのプランだったのですが、妻はほとんど電話しないことがわかったので途中で月30ドルのプランへ変更しました。

スマホ通信代の見直しは一度やってしまえば、それ以降手間なく10〜30ドルとか節約できるのでやってみましょう。

ガソリン

1,415ドル。

アメリカは車社会で、通勤、学校の送り迎え、買い物などでガソリンがかさみますね。

自動車

我が家は車2台持ちで、ガソリン以外の自動車関連の支出が合計3,337ドルでした。

  • 自動車保険 : 2,301ドル
  • DMV登録料(2台) : 665ドル
  • メンテナンス、修理費用 : 285ドル
  • ロードサービス : 40ドル
  • 洗車など : 46ドル

医療費

627ドル。

内訳はつぎのとおりです。

  • 歯医者 : 253ドル
  • その他の病院や薬 : 374ドル

銀歯が取れてしまい、そこに虫歯が見つかったので一本治療をしました。

歯科治療がカバーされる保険を使っても自己負担253ドル(27,830円)でした。

もし歯の状態が悪く、神経治療やクラウン治療のための土台整備などの追加治療をすると、保険を使っても自己負担1,000ドルをこえます。(2021年のクラウン治療は一本で自己負担1,153ドル…)

日本だとレントゲンを取るのは治療をする箇所だけですが、アメリカでは検診の時にレントゲンで歯全体の写真を取ります。

日本では見つからなかった小さい虫歯がいっぱい見つかってしまうのです。

日本で歯のケアをちゃんとしてなかった人は、アメリカ滞在中は小さい虫歯を治すのに歯の治療費がかかるので覚悟が必要です。

教育費

キンダーガーテン教室

4,859ドル。

うちの子は9月から日本語の私立幼稚園に通い始めました。

入学金と4か月分の月謝だけなので、年間の教育費としては少ないです。(毎月の月謝は910ドル)

現地の公立校だと学費が無料になるのですが、いずれ日本に帰るので3歳のうちは日本語の土台を固めたいことから、日本語の私立幼稚園に週5日通っていました。

服、美容

466ドル。

妻は美容代をケチると生活満足度が下がるので、化粧品はいいものを使っています。

  • 化粧品 : 318ドル
  • 服 : 148ドル

2019年は日本への出張が多く、一時帰国もあって毎回日本の美容院に行けましたので、アメリカでのヘアサロン代はかかりませんでした。

娯楽、旅行

7,125ドル。

2019年は次のとおり色々と遊んだので、かなりのお金を使いました

トロント旅行はドル貯金が枯渇しそうだったので、飛行機代や食事代などを日本円のクレジットカードで支払ってました。日本円決済した分も含めると、実際はもう3〜4,000ドルくらい多くかかっていると思います。

ナイアガラの滝3

日常生活の娯楽としてヨガ、ゴルフなども含まれています。

ちなみに、ホテル予約、レンタカー、スポーツ観戦チケット購入などのときにRakutenを使うと1〜10%キャッシュバック返ってくるのをご存知でしたか?

アメリカでお得に買い物できるRakutenについて、詳細記事を書いたので参考にしてみてください。

>>アメリカRakuten(楽天)のキャッシュバック受け取り方

投資

2019年はまだ投資をしていませんが、金融大国アメリカ駐在中は投資を勉強するチャンスです。

僕は2019年10月頃から米国株投資を勉強し始め、2020年2月に初めて株を買いました。

ご興味があれば『株式投資が良い理由』と『僕の駐在中の投資方針』を参考にしてみてください。

>>アメリカ駐在中の資産運用〜株式投資がおすすめな理由〜

>>アメリカ駐在中の株式投資方針~僕の情報すべてさらします~

その他(一時帰国)

飛行機からの景色

家族3人で一時帰国したときのドルの出費が4,962ドルです。

  • フライト : 4,455ドル
  • タクシー(自宅-空港) : 507ドル

日本でのホテル、移動、食事代、買い物などにも十数万円かかってます。

アメリカ生活の節約のアイデア

歯や身体のケアをしっかりと行うことが節約にも効くと考えています。

それはアメリカは医療費が高いからです。

保険に入ってても病院にかかれば数十〜百数十ドルの出費があるので、もはや治療を受けないに越したことはありません

つまり『健康な身体こそが節約』だと思っています。

健康的な生活習慣をつけて歯と身体の健康を維持できれば、結果的に医療費がかからず節約にもなるはずです。

  • 歯磨き、フロス
  • 質の高い睡眠
  • バランスの取れた食事
  • 飲みすぎない、食べ過ぎない
  • 適度な運動
  • 朝のお散歩

>>【簡単】アメリカで便秘解消に効く朝習慣2つ

アメリカ生活の節約術もまとめていますので、もしよろしければ参考にしてみてください。

家計改善 アメリカ生活の節約術32選【30代で5000万円貯めた僕がアメリカで使える節約術公開】

まとめ

2019年の生活費はつぎのとおり[1ドル=110円]でした。

  • 1年間 : 72,823ドル(8,010,530円)
  • 1ヶ月だと : 6,069ドル(667,590円)

日本と比べると生活費が高いことがわかりますね。

ちなみに、Wiseという「低い手数料簡単に円からドル転してアメリカの銀行に送金できるサービス」を開設しておくと、生活資金が厳しくなったときにもドルを補填できて助かるので、口座開設しておくことをおすすめします。

>>海外送金・Wise(旧トランスファーワイズ)の評判/口コミは?

Wiseで送金 海外送金・Wise(旧トランスファーワイズ)の評判/口コミは?

2020年、2021年、2022年の生活費もまとめてあります。

>>アメリカ・カリフォルニア在住家族の年間生活費_2020年

>>アメリカ・カリフォルニア在住家族の年間生活費_2021年

>>アメリカ・カリフォルニア在住家族の1ヶ月の生活費_2022年

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