アメリカでしかできないことってなんだろう?
こんな疑問に、アメリカに5年暮らした僕が実体験をふくめて紹介していきます。
駐在でも留学でも旅行でもせっかくアメリカに滞在するのだから、日本ではできない体験をたくさん楽しみたいですよね?
今は在米でもいつか日本へ帰るなら、これから紹介することを体験しまくっておいた方が日本へ帰ったあとの後悔は減るでしょう。
また、日本からの旅行者でも体験できるようなアメリカの景色や体験もまとめました。
あなたに渡米の予定があるなら『これをやりたい!!』と思えるようなことが見つかり、アメリカでしかできない体験を一つでも多く楽しめるようにこの記事を参考にしてほしいです。
目次
アメリカでしかできないこと : 在米者編
駐在や留学で実際にアメリカに住んでいる人にしかできないことを5つ紹介します。
日本からの旅行者との違いは『現地で生活や仕事をしているからこそ体験できること』です。
アメリカで生活/仕事していると、嫌でも現地の人たちとコミュニケーションが必要になります。
もちろん英会話ができるようになりますが、得られるのは英語力だけではありません。
アメリカでは様々な人種や文化の人々が暮らしていますし、日本よりも進んでいる分野(投資、技術、歯のケアなど)も多く、色々な考え方や新しい情報に出会えるチャンスです。
ここで得られる気づきから新しい趣味なども見つかります。
たとえば僕はアメリカに住んでから投資を始めましたが、ここでのコミュニケーションがなければ投資をやってなかったかもしれません。
また、現地で暮らす人たちはカタカナ英語や日本の英語教育事情もまったく知らないので、前提知識が違うだけにコミュニケーションの難易度も上がりますし、英語が早すぎてビビります。
なんでこれで通じないんだ…。そもそもこの人は何を言ってたんだ…。
って悩むのは日常茶飯事でしんどいですが、これもアメリカでしか体験できません(笑)。
>>【アメリカ生活あるある17選】在米日本人が共感するアメリカの試練
めげずに続けていけば英会話力が上がるし、仲良くなり友達や恋人を作れる人もいます。
日本とアメリカでは文化が異なるので、アメリカ生活自体が新鮮に感じられるはずです。
>>【アメリカ暮らしの様子】渡米前に知っておくべき日本とは違う文化
とくにこれから紹介するアメリカの4つの季節のイベントを味わうのも醍醐味。
独立記念日
7月4日はアメリカ独立記念日。
バーベキューをしたり、地域によっては盛大なパレードが行われ夜は花火が上がります。
アメリカ独立記念日(7月4日)の過ごし方~見逃してはいけないイベントとは?~
ハロウィン
10月31日はハロウィンで、アメリカのハロウィンは子供が主役のイベント。
近所の家やモールがデコレーションされ、夜は子供が仮装して『トリックオアトリート!』しにいきます。
アメリカのハロウィンって何をする?~個性的な家の飾り付けも紹介~
サンクスギビング
11月第四木曜日はサンクスギビング。
祖父母の家族もふくめてみんなで集まり、のんびりとターキー(七面鳥)を食べます。この時期は多くの人たちの移動で空港周辺は大混雑しますので、旅行する場合は余裕を持って行動しましょう。
クリスマス
クリスマスも家族で集まって食事しますが、サンクスギビングよりは規模が小さい印象です。
日本の部屋には入らないような大きなクリスマスツリーを飾ったり、アメリカの広い家を活かしたデコレーションができます。
バーベキューもアメリカらしいですよね。
日本だと河原や専用のバーベキュー場でしかできませんが、アメリカでは家の庭でも気軽にできて生活にかなり身近です。
日本は洗濯物を外に干すので、庭でバーベキューなどしたらご近所トラブルになってしまうでしょうね。
キャンプ用のバーベキューグリルであれば持ち運びができるので、公園やビーチでも気軽に友達とバーベキューできます。
アパートのコミュニティープールにも立派なバーベキューグリルが併設されているので、空いていれば自由に使って構いません。
僕もコロナ前はよく会社の人や他の駐在家族とバーベキューを楽しめました。
お肉も美味しく焼けて楽しいので、ぜひ試してみてください。
アメリカでは家族同士の付き合いも多く、ホームパーティがときどき開催されています。
派手なパーティを想像するかもしれませんが、数家族で集まって楽しくディナーをするタイプもあります。
駐在員であれば会社の上司宅でホームパーティの経験があるかもしれません。
僕はお客さんとゴルフをやったときにディナーのお誘いを受けて、これまでに2回参加させてもらいました。
緊張しながら家にお邪魔すると、他にも5家族くらい来ていて完全アウェイ…。英語も早すぎるし、アウェイ感が半端なかったのを覚えています。
参加中はしんどかったですが、終わったあとの達成感はかなりありました。
現地の人たちと時間を共有できたし、いい人達だったので、彼らとたくさん話せたのは貴重な体験でした。
ホームパーティは英語に慣れてないときに誘われるとためらってしまうと思いますが、勇気を出してパーティーに参加するのは貴重な経験になるはずです。
アメリカと日本では働き方が違います。
マジで残業しなかったり、会議が短かったり、レストランで会議をやったりと、日本ではできないアメリカの働き方を体験できます。
アメリカに駐在すればこの働き方を経験できますが、お勤めの会社によって駐在のチャンスは変わります。
海外駐在のチャンスをつかむためにグローバルな企業へ転職する手もあります。
もしアメリカで働きたいけど今の職場ではチャンスがなさそうな場合は、グローバル人材に強い転職サイトを利用しましょう。
アメリカでしかできないこと : 旅行者編
アメリカでは国立公園で絶景を見たり、ディズニーなどのテーマパークで我を忘れて遊んだりと旅行は欠かせませんね。
日本からの旅行者でもできるアメリカの体験を4つ紹介します。これらはもちろん在米者でもできます。
アメリカでは4大スポーツやいろんなスポーツのメジャータイトルの大会があるので、世界のトッププロ選手たちがツアーで集結します。
野球、バスケット、テニス、ゴルフなど、日本だとテレビでしか見れない試合や選手たちを生で観戦できます。
日本でもプロスポーツリーグはあるので、日本の試合を見に行くこともできますし、素人が見れば日本のプロ選手の技術も十分すごいですよね。
でも、なんといってもアメリカのプロスポーツの会場での迫力や、休憩時間のアメリカならではの演出が派手で、試合開始前の国歌斉唱では感動して鳥肌が立ったことを覚えています。
アメリカ人観客の声援が熱いので、席がコートから遠くても会場の雰囲気を味わうだけでも十分に楽しめるでしょう。
もちろんパフォーマンスも世界のトップクラスですし、いろんな有名選手も生で見れます。
ロサンゼルスであればドジャースの大谷選手を応援できます。
メジャーリーグ観戦の楽しみ方と注意点【ロサンゼルス・エンゼルス観戦を例に紹介】
NBAは2mを超える選手たちがものすごいスピードで走りまわり、迫力満点のダンクや美しいスリーポイントシュートなど圧巻のパフォーマンスを発揮します。
NBA観戦の楽しみ方と注意点~クリプトアリーナの持ち込み制限に注意!~
テニスも静かな日本の会場とは異なり、ショットが決まると大歓声が湧き上がります。
錦織圭選手もツアーで来ますよ。
先日引退を表明しましたが、セリーナ・ウィリアムズめちゃくちゃ強かったです。
BNPパリバ・オープンの楽しみ方~カリフォルニアでプロテニス観戦~
NHL・アイスホッケーは面白くて一度見るとハマります。
スピーディな試合展開や選手同士の激しいぶつかり合い、ときに乱闘が見どころ。地元ファンがマジで熱くなって応援してます!
【一度でも観戦するとハマる】アメリカ・アイスホッケー(NHL)の楽しみ方
また、NASCARというカーレース観戦もおすすめで、ものすごい音を出しながら超高速で駆け抜けるレーシングカーは大迫力!
アメリカと言ったら国立公園だと思います。
他にも長距離ドライブ旅行、ディズニーリゾート、美しい夕日鑑賞などもアメリカらしいですね。
旅行先としておすすめの都市はカリフォルニア州・サンディエゴで、とくに子連れ家族にはぜひいってみてほしいところです。
サンディエゴの子連れ旅行におすすめの観光スポット15選~おすすめホテルとタコスも~
ディズニーランド、大谷選手の在籍していたエンゼルス、ナッツベリーファームなど観光スポットが充実しているアナハイムもおすすめです。
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ナイアガラの滝も絶景スポットとして有名で、お近くのカナダ・トロントも一度は訪れてみたい人気の街です。
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国立公園
国立公園のダイナミックな景色はアメリカならではです。
ヨセミテ、ブライスキャニオン、イエローストーンなど、アメリカには63箇所の国立公園があり、どれも特徴のある絶景です。
僕が一番感動したのはグランドキャニオンでした。
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アーチーズ国立公園では大小さまざまな形のアーチとトレイルを楽しめます。
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アーチーズからすぐのキャニオンランズ国立公園ではダイナミックな大地の亀裂や空に浮かぶ空中庭園のようなスポットがありました。
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世界中からも大人気のヨセミテ国立公園も清流とダイナミックな山脈が作り出す美しい絶景です。
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イエローストーン国立公園はエメラルドの巨大な熱水泉や空高く上がる間欠泉は必見。
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イエローストーンのすぐ南にはグランドティトン国立公園がありますが、透明度の高く美しい湖が迫力ある岩山を映す景色には感動します。
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マイナーですが、ジョシュアツリー、デスバレー、セコイアも日本では見れない景色が広がっていましたよ。
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セコイア国立公園の見どころ7選~子連れでも楽しめる観光スポット紹介~
長距離ドライブ旅行
なにもない広大な大地をドライブするのはアメリカらしいですよね。
好きな音楽をかけながら優雅にのんびりとドライブするのは自分に酔うかもしません。
トイレ休憩場所の下調べもお忘れなく。
グランドサークルのおすすめ観光スポット10選〜子連れ旅行の注意点も紹介〜
本場のディズニーリゾート
カリフォルニアとフロリダにディズニーリゾートがあります。
エンターテインメントの本場アメリカのディズニーを楽しむのは、一生の思い出になるはずです。各アトラクションが精錬されているし大人も我を忘れて楽しめるスポットです。
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パークが混雑していてもジーニープラス(有料)を使えば優先レーンからアトラクションに乗れるので待ち時間少なく快適にディズニーを楽しめるはずです。
>>【ジーニープラスの使い方】アメリカのディズニーでアトラクションに乗りまくれ!
ビーチで夕日鑑賞(西海岸)
いつも天気がいい西海岸ではビーチできれいな夕日をみられる確率が高いので、とくにカリフォルニアに旅行したら夕日も見てみてください。
南カリフォルニアだと『Huntington beach』の夕日がすごく美しかったです。
アメリカの夕日・夕暮れ絶景スポット〜カリフォルニアはビーチがおすすめ〜
アメリカのハンバーガーはとにかく美味しいのでぜひ食べてほしい。
つぎの特徴があります。
- 香ばしく焼いた肉汁たっぷりボリューム満点の肉
- 美味しいパン
- 新鮮なトマトやレタス
- ハンバーガーによく合う絶妙なソース
- 多彩なトッピングなど
サイドメニューといったらフレンチフライ(フライドポテト)を想像するかもしれませんが、オニオンリングも衣サクサクでランチソースとの相性抜群で美味しいんです。(写真はHabit Burger Grilllのオニオンリング)
街に射撃場があり一般人にも開放されているところは、さすがは銃社会のアメリカです。
アメリカでしかできないことまとめ
アメリカでしかできないことを9つ紹介しました。
- 色んな国の人たちとのコミュニケーション
- アメリカの文化を味わう
- バーベキュー
- ホームパーティー
- 仕事
- トッププロスポーツ観戦
- アメリカ旅行
- 本場のハンバーガー
- 射撃
このように日本ではできない体験がアメリカにはたくさんあります。
初めてのことはハードルが高いですが、恐れずにどんどん体験しておくことで、帰国後の人生に新たな価値観などをもたらしてくれることでしょう。
留学か駐在のチャンスがあれば、実際にアメリカに住むことになりますから、これらすべてを体験することができます。
しかし、アメリカは物価が高くてお金が足りなくなってやりたいことができない心配もあります。
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Wiseの詳細は以下の記事にまとめてありますので、もしよろしければご活用ください。